EF66 100番台機関車も製造から30年経ちましたね

JR貨物が1987年4月に発足して間もない1989年に、貨物輸送の需要に対応する為、EF66型直流機関車の100番台が、1991年までに33両、製造されました。

東海道本線山陽本線以外に首都圏では、宇都宮線武蔵野線でも、運転されておりますので、100番台牽引の貨物列車を、見る事は可能です。

0番台とは外観も異なり、何処と無く軽快な感じの100番台ですが、0番台がブルートレインの運転から完全に撤退し、余剰車や老朽化により、貨物列車専用機と共に全廃寸前の中、100番台に関してはまだ暫く、貨物列車での運用を、見る事はできそうです。

JR貨物時代に製造されたとは言え、システムは国鉄時代に製造された、0番台を基本としておりますから、実質は100番台も国鉄型の電気機関車かと思います。

国鉄型の電気機関車が、老朽化や次世代の電気機関車のデビューで、廃車になって行く中で、JR発足間もない頃に製造されたEF66型機関車の100番台は、今日も東海道本線山陽本線の貨物列車を中心に、コンテナ貨車を牽引して、運転しております。

※写真は武蔵野線の浦和トンネルを出て、大宮方面に向かう、EF66 100番台牽引の貨物列車。

撮影日2019年9月8日 北浦和~与野にて


f:id:kazuhiko19680908:20190928082731j:plain