北陸新幹線は今日から全線で運転再開です

こんにちは。週末金曜日の午後、如何お過ごしでしょうか。

東京は昨晩から雨模様の天気で時折、強雨も降る天気です。

台風19号による影響で、長野~上越妙高で運転を見合せおりました北陸新幹線が、今朝の始発から全線で運転再開いたしました。

ただ長野の新幹線車両基地で、千曲川の決壊により水没した、E7系W7系の合計10編成が、営業運転できない為、暫定ダイヤでの運転再開となりました。

特に東京~長野を結ぶ、あさまは大幅に削減され、この区間北陸新幹線を利用する際は、混雑も予想されます。

この他、かがやき・つるぎも僅かながら、運転本数が削減されましたが、はくたかに関しては、運転本数の増減はございません。

東京~長野への鉄道ルートは、新宿~松本で主に運転されている、特急あずさがございますが、こちらも中央本線の一部区間で、台風19号の影響により、土砂崩れが発生し、一時運転を見合せましたが、現在は高尾~相模湖で、暫定的な単線運転を行い、同区間で折り返し運転をしております。

中央本線の特急は、特急あずさ号・特急かいじ号・特急富士回遊号の全列車が、現在も運休しておりますが、こちらも来月には運転再開を、迎える事ができそうです。

北陸新幹線のあさまが、大幅に削減され、富山・金沢方面のかがやき・はくたかの運転本数を、暫定ダイヤ前と変わらない本数で維持したのは、東京から長野への交通ルートが、多いのが理由かと思います。

鉄道では前述の中央東線の特急が、来月には運転再開される事や、東海道新幹線で名古屋周りで、特急しなの号で長野へ行ける事や、あと中央道・上信越道の高速バスの本数が、数多く有る事もあさまの本数を減らして、首都圏と北陸地区の輸送を、優先したのだろうと思います。

とは言え北陸新幹線も、これから冬季を迎えるに当たって、北陸地区の積雪も予想されますし、耐寒耐雪は強化されておりますが、予備車は多く確保したいと思いますので、臨時列車の運転は大幅に、減少する事は予想されます。

その為、JR西日本も特急しらさぎ号の増結や、特急サンダーバード号の増結も、年末年始等に実施されるかと思いますし、東京羽田と富山・小松を結ぶ航空機も、暫くは大型化機材で、対応するかと思います。

北陸新幹線の車両は50Hz・60Hzに対応した、E7系W7系で無いと運転不可能な為、上越新幹線で運転されているE7系は、北陸新幹線にコンバートされる様です。

この為、上越新幹線は再びE2系E4系を延命して、運転される様です。なお50Hz・60Hzで運転可能な、E2系は既に全廃され、E4系は僅かに残っている様ですが、北陸新幹線のダイヤに支障する為、E4系北陸新幹線での運転は、残念ながら無い様です。

気になるのは水没したE7系W7系ですが、12両10編成120両の水没で車両数も多く、本線の走行は不可能な事や、トレーラーに1台ずつ運ぶのも、時間やコスト、道路事情の関係から、基地に重機を運び、廃車解体になる可能性が高いです。

水没したE7系W7系の去就に関しては、また改めてブログに、掲載したいと思います。

※写真はE7系新幹線電車(イメージです。)

撮影日2019年8月10日 浮間舟渡駅にて


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