JR貨物の岡山機関区に、全車が配置されているEF210型直流電気機関車の0番台(1~18)は、製造から20年以上が経ちました。
製造された時から、外観は大きな変化も無く、ほぼ現状維持で保たれておりますが、今後も長期的に運用するとなると、リニューアル工事をする時期にかと思います。
今後は次の全般検査では、外観の塗装変更や下枠交差のパンタグラフから、シングルアームパンタグラフへの改造等が、実施されるかと思われます。
EF210も約20年以上に渡り、番台別に今も製造されておりますが、まだ別形式の機関車を開発する動きはJR貨物にも無い様で、今後も暫くは300番台の増備と、0番台のリニューアル改造工事で、EF65やEF66を置き換えて、行くのでは無いかと思います。
EF210もコンテナ貨物列車や石油貨物列車、たまに甲種輸送列車の牽引のみでの運転の為、客車の牽引は今まで皆無ですが、今後は旅客会社の客車の牽引も、実施される機会が有れば良いですね。
試作車を含め100両以上が製造されている、EF210に関しましては今後も、当ブログで取り上げて行きたいと思います。
※写真は宇都宮線の東鷲宮~栗橋を走る、EF210牽引の石油貨物列車。
撮影日2020年3月7日