空港連絡特急も苦戦中です

こんにちは。火曜日の午後、如何お過ごしでしょうか。

昨日は緊急事態宣言が発表され、これから約1ヶ月間は、東京・神奈川・千葉・埼玉と大阪・福岡で、外出自粛要請等が発令されました。

今後は他の道府県でも、発令されるかと思いますが、週末の外出自粛要請と同様に、法的な強制力は無い為、公共交通機関の運行や、スーパー・コンビニ・金融機関等は、通常通りの営業と、なっております。

ただ3密な場所を避ける様に促されておりますので、風俗業界・一部の飲食店・アミューズメント施設・エンタメ・スポーツイベント・大学等は、強い自粛の要請が発令されておりますので、今後は経営に大きな影響が、出て来そうな予感がいたします。

さて首都圏の都市と成田空港を結ぶ、関東の空港連絡特急は、コロナウィルスの影響で、海外へのの渡航出入国が禁止され、旅客機も欠航が相次いで発生した結果、特急成田エクスプレス号(写真)と、京成特急スカイライナー号は、ガラガラの乗車率で運転されていると言う、驚愕の事実が発覚されました。

成田空港利用者減少により、京成特急スカイライナー号は今週11日から、一部の列車を青砥駅に停車させ、京成押上線~都営浅草線の利用者と、東京城東地区の利用者の確保し、利用者減少に伴う旅客収入の歯止めを掛ける為、前倒しでスタートさせる様です。

一方、特急成田エクスプレス号の方は、特に現段階では何も発表されておりません。

しかし特急スカイライナー号よりも高い運賃・特急料金・大回りの経路の為、今後もコロナウィルスの終息宣言が出なければ、更に利用者が減少しそうな予感がいたします。

今後も現状で運転させるのは、かなり厳しい状況ですので、全列車の分割併合を再び止め、一部の列車の運休や特急料金・グリーン料金の値下げを、余儀無くされるかと思います。

確かに特急成田エクスプレス号のA特急料金と、グリーン車の100km未満の利用で、200km迄の均一料金¥2100円は高いですからね。

特急料金・グリーン料金の改訂は、国土交通省等への手続きも必要になるかと思いますので、今すぐに値下げはできないかと思います。

そうすると当面は割引切符の発売や、千葉駅停車列車の拡大と、浦和駅等への新たな停車で、利用者減少を少しでも、抑えて行く事が良さそうですね。

コロナウィルスの終息には、まだまだ時間が掛かりそうですが、最善策を立てて運転して欲しいと思います。

※写真は総武本線の佐倉~物井を通過する、特急成田エクスプレスE259系電車。

撮影日2020年1月10日

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