老朽化した7800系の置き換え用として、1983年から1996年に掛けて、486両が製造された東武10000系は、本線・東上線・野田線を中心に、運用されております。
一部の編成に関しては、リニューアル工事が行われており、車内放送も自動放送になっております。
今後は8000系の置き換えを目的として、野田線(アーバンパークライン)に、転属させる車両も増えて行くと思いますが、都内で運転されている亀戸線・大師線にも10000系が再度、投入されるかと思います。
ただ気になる点は東上線の10000系で、初期車にかんしてはまだリニューアル工事が、実施されておらず、下枠交差のパンタグラフと、行先標字幕のままの車両もございます。
まあ廃車にする可能性は低いので、次回の検査でリニューアルも兼ねて、実施されるかと思います。
特急車両を除く、鋼鉄車体の6000系・8000系を置き換えるべく、初期車の10000系は35年以上経っても、まだまだ現役で活躍しそうです。