こんにちは。土曜日の午後、皆さんは如何お過ごしでしょうか。
今日の東京の天気は梅雨前線の影響で、雨が降り続いております。
さて東京練馬区に有る、としまえんが今年8月末を以て、閉園する事が昨日、決定いたしました。
1926年に開園し94年の歴史に幕を閉じる、としまえんですが、私も幼少期から少年時代に掛け、としまえんには何度か、足を運びましたので、閉園は寂しい限りでございます。
一部の施設は閉園後も残りますが、遊戯施設は解体され、その跡地には練馬城址公園と、ハリーポッターの施設ができるそうです。
そのとしまえんへのアクセス交通機関は、鉄道では西武豊島園線と都営大江戸線の豊島園駅が有り、路線バスでは西武バスと国際興業バスの、豊島園停留所がございます。
その鉄道アクセスとして、武蔵野鉄道時代の開業から運転されて来た西武豊島園線ですが、としまえんの閉園に伴って今のままだと、更に利用者が減少しそうな予感がいたします。
まあそれでも豊島園周辺に在住され、池袋方面等へ通勤・通学される方々は、始発駅と言う事も有り、楽に移動できるメリットはございますので、もし西武鉄道が採算の面で、廃止を提案すれば反対意見は、かなり出るかと思います。
ただ新宿・六本木方面へ移動される方々は、大江戸線の方が便利ですので、西武豊島園線がもし廃止になったとしても、支障は無いかと思います。
その他には前述の路線バスも運行しており、練馬~豊島園だけの移動ならば、徒歩でも支障は無い距離(1km)だけですので、電車やバスに乗らなくても、困らないかと思います。
豊島園線は単線で、豊島園駅もホーム有効長が8両編成までですので、10両編成の電車は入れません。
としまえん閉園により、西武鉄道が豊島園駅を10両編成対応にするべく、延伸工事をする可能性は、現状の利用状況からすると、難しいかと思いますので、大きな改良工事の可能性は、低いかと思います。
練馬から僅か1kmの距離で、池袋から乗り換えも無く、直通列車で移動できるメリットもございますので、もし豊島園線をとしまえん閉園後も、継続して運転させるならば、10両編成対応にして、東京メトロ有楽町線や副都心線からの、直通列車を設定する等して、新宿三丁目や渋谷および、東急東横線からの乗客の利便性を、アップさせた方が良さそうですね。
今後の西武鉄道の対応を、見守りたいと思います。
※写真は池袋を出発し豊島園に向かう、2000系普通列車。
撮影日2020年6月7日 池袋~椎名町にて