JR東日本の255系は、1993年から1994年に掛けて、9両5編成の45両が製造されました。
製造から25年以上が経ちましたが、まだ具体的な置き換えの計画は、発表されておりませんので暫くは、現状のまま運転されるかと思います。
定期列車は特急しおさい号・わかしお号・さざなみ号で運転されており、東京から千葉房総方面の輸送に、特化しております。
255系には4号車に、グリーン車が連結されておりますが、普通車と同じ4列シートで、設備はフットレストの有無と、シートピッチ以外は其ほど、変わらない設備となっております。
利用者は短距離特急で、特急券とグリーン券が必要で、乗車されている方は少ないです。
もし255系をこの先も、運転継続させるならば、4列シートのグリーン車を止め、3列シートへの改造とできれば、コンセントの設置を望みたいです。
3列シートにする場合、嘗て禁煙車と喫煙車で仕切られた車内を境に、海側・山側のシートを、変えても良いかと思います。(JR北海道のキハ281系等のグリーン車の様な、車内レイアウトのイメージです。)
3列化やコンセント設置により、房総特急のグリーン車と普通車も、差別化できると思いますので、車内定員は減少するものの、利用者は増えるかと思います。
折角のJR東日本の、在来線特急のVVVF車ですので、これからまだまだ運転させるならば、再考して欲しいですね。
※写真は総武本線の寺崎トンネルを抜け、東京方面に向かう特急しおさい号255系。
撮影日2020年7月28日 佐倉~物井にて