小田急の一般車両にトイレが付く日は有るのか

こんにちは。木曜日の午後、如何お過ごしでしょうか。

関東の大手私鉄で現在、一般型車両にトイレが付いているのは、西武鉄道の40000系電車と、東武鉄道6050系(こちらは臨時急行の運用等も有り、一般型車両とはやや、言い難い面もございますが。)に、設置されているだけで、その他の私鉄車両の一般型車両には、トイレは付いておりません。

距離が短い事や、トイレを設置すると、コスト面や汚物処理施設の設置、定員減少等の問題も有り、基本的には駅のトイレをまだ、リニューアルする方が、安上がりな観点も有り、関東大手私鉄車両のトイレ設置は、低い方でございます。

その関東大手私鉄車両で、トイレの設置や汚物処理施設の無かった京浜急行に何と、今回初めてトイレが設置される様です。

鉄道に詳しい読者の方々は、既にご存知かと思いますが、現在製造中の1000形電車に、トイレが設置される様です。

京急の様な営業路線が短く、特急型車両の配置が無い大手私鉄で、トイレが設置されるのも異例ですが、将来の少子高齢化による沿線人口の減少と、サービス改善の為に、トイレ設置を試みたかと思います。

さて東京新宿と唐木田、神奈川の片瀬江ノ島・小田原を結ぶ小田急電鉄にも、特急ロマンスカーにはトイレが設置されておりますが、一般型車両には現在、トイレは設置されておりません。

戦後間もない頃に一般型車両に、トイレが設置された車両もございましたが、混雑やロマンスカーの登場で、撤去されてしまいました。

小田急の場合、特急ロマンスカーにトイレが設置されていれば、一般型車両にトイレを設置するのは、京急の様に地上設備が無い私鉄に比べると、まだトイレ付き改造や、新型車両へのトイレ設置は、容易かと思います。

ただまだ急行を中心に朝夕の混雑等で、定員減少が発生する為、トイレの設置が有ったとしても、まだまだ先の様な感じがいたします。

しかし西武鉄道40000系にも、トイレが設置され東京メトロ有楽町線副都心線東急東横線に乗り入れて、営業運転をしておりますので、小田急の一般型車両も、写真の4000形と製造中の5000形には、トイレを設置して欲しいと思います。

まあ箱根登山鉄道で箱根湯本方面にも、別の一般型車両が乗り入れて、運転されておりますから、特急ロマンスカー以外の一般型車両にも、トイレを設置して頂けると嬉しいですね。

今日は関東大手私鉄小田急の、一般型車両トイレ設置について、ブログを投稿いたしました。

※写真は常磐緩行線を走る小田急4000形車両。
4000形常磐緩行線以外に、東京メトロ千代田線にも乗り入れる為、ロマンスカー以外にも5000形と共に、トイレ設置を望みたい処だ。

※撮影日2021年1月18日 馬橋~北松戸にて


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