山岳路線で運転可能な仕様にする可能性は?

東海道本線山陽本線等で運転されている、JR貨物EF210型直流電気機関車は、現在も300番台が製造されております。

今後も国鉄電気機関車の、EF65PFやEF66を順次、置き換えて行くかと思います。

前述の機関車以外に、山岳向け国鉄電気機関車の、EF64も置き換えの対象かと思いますが、山岳向けJR型電気機関車の、EH200が最後に製造されたのが10年で、その後は増備が実施されておりません。

やはり実質2両連結で、製造コストが高い事や運転可能な路線の限定、ホーム有効長や分機器の改良、JR東海中央西線に乗り入れの際、線路使用料が2両分掛かる(真偽は定かではございません。)等で、製造がストップしているものと思われます。

EF64もEF65PFと共に車歴は、そう変わらず老朽化しておりますので、置き換えも不可欠かと思います。

そこで置き換えの解決策として、EF210の山岳路線(勾配向け)で運転可能な仕様を装備し、番台区分して製造するのも、良いのでは無いかと思います。

丁度300番台が現在も製造中で、当初は山陽本線の通称セノハチこと、瀬野~八本松のEF67の置き換えと、本線の貨物列車の牽引も可能な様に、製造されましたから300番台をベースにして、発電ブレーキの強化や耐寒耐雪に対応した、EF210 500番台(仮称です)を製造すれば、良さそうですね。

本来はEH200を製造し、増備すれば良いかと思いますが、両数が少なく清掃コストも高いですからね。

先ずは伯備線EF64を、EF210山岳路線仕様に置き換えて見て、その次に中央西線EF64を置き換えて、行けば良いかと思います。

幸いにも岡山には、JR貨物岡山機関区も有り、EF210を整備しておりますからね。

今後の推移を、見守りたいです。

※写真は武蔵野線を走るEF210 300番台牽引の、コンテナ貨物列車。

撮影日2021年4月20日 西浦和北朝霞にて



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