JR九州はイベント列車で活性化を

おはようございます。今朝の東京は快晴の爽やかな朝を迎えました。

九州熊本・大分を襲った大地震発生から来週で、1ヶ月が経とうとしております。

被災地の方々の避難生活は厳しい状況でございますが、交通機関のインフラは一部を除き、復旧して来ております。

JR九州の各路線も、豊肥本線肥後大津~豊後荻の運転見合わせ区間と、第三セクター南阿蘇鉄道を除いては運行しております。

さて掲載写真は、大分の由布岳をバックに久大本線を走る、トロッコ列車(TORO-Q 2009年11月廃止)の写真ですが、大分湯布院もこのゴールデンウィーク風評被害で、観光客が昨年に比べ大幅に減少いたしました。

九州の観光協会もこれからの観光シーズンに、観光客を呼び戻す為に現在魅力ある観光アイディアを考え検討中かと思います。

JR九州豊肥本線の熊本~宮地を結ぶ特急、あそぼーい号を門司港~博多間の福岡県内で今月の週末土日に限り、運行しております。

ただ被害の遭った熊本での運行では無い為、ややインパクトに欠けますが、運行して旅客を呼び戻す姿勢は評価できます。

折角、今日から運転再開される豪華寝台列車ななつ星も運行再開されますので、あそぼーいの車両も長期運転見合わせで走れない、豊肥本線から肥薩線で運行してみては如何でしょうか。なおあそぼーいの車両は、4年前の集中豪雨で長期運転見合わせになった豊肥本線の運行の代替として、夏休みに肥薩線で運転された実績がございます。

長期運転見合わせの豊肥本線で運休中の特急、あそぼーいの車両キハ183系と、九州横断特急の車両キハ185系を有効活用して、今年3月で廃止になった特急くまがわ号を、この7月から臨時で運転してみては如何でしょうか。阿蘇山豊肥本線自慢のスイッチバックを、雄大で急流な球磨川を眺めながら、熊本の人吉へ温泉観光用に、またえダイヤに余裕があれば、肥薩線スイッチバックループ線を走り、霧島連峰の山々を眺めながら、鹿児島や宮崎への移動も臨時ダイヤに設定してみても良いと思います。

何もせずただ復旧し運転再開するまで、本来の用途の車両を遊ばせておくのは勿体無いです。

JRの今夏の臨時列車運転でぜひ、活性化させることを願います。

※ 写真はイメージです。

イメージ 1