JR東日本通勤型交流電車701系

おはようございます。6月になりましたが、今日から衣替えで職場・学校も、夏服に切り替えられた処も多いと思います。

これから梅雨の時期で、鉄道撮影をする方々にとっては、あまり良い季節ではないと思います。しかし晴れの天気ではまだ過ごしやすい時期でもございますので、天気をしっかり確認し雨・風を防いで良い写真撮影になれば良いと思います。

写真の画像は、羽越本線 桂根~新屋間で2012年7月に撮影した701系交流電車です。1993年12月にデビューしJR東日本の交流電化区間(一部を除く)と、いわて銀河鉄道線青い森鉄道線で運行されております。

この電車が登場する前のJR東日本の交流電化区間で、盛岡・秋田・青森地区は機関車牽引の客車列車で、運行されておりました。客車列車時代はクロスシート主体で、デッキ2箇所の片開きドアでの運行でした。ラッシュ時間帯は遅延を要し、終点の駅では機関車の付け替えで人員や時間を要し、機関車も老朽化も有ってJR東日本では合理化・効率化をし客車列車運行区間の全面電車化を推進させた車両でもございます。

車内はロングスシート(一部車両はクロスシート車もございます。)両開き3扉のステンレス車両で、トイレは洋式となっております。また最近では機器更新や、行先表示器のLED化、パンタグラフシングルアーム化改造された車両もございます。

デビュー当初は、編成短縮と前述のロングシート化で座席定員も減り、利用者からは不評でした。特に旅行者は従来の客車でのんびりとクロスシートで弁当を食べながら、旅行できなくなったので701系電車に対しては、あまり良い印象は無かったと思います。

現在701系は後継のE721系に譲り、JR東日本東北地区の交流電化区間を中心に、これからもE721系と共に運行されて行くものと思われます。
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