日本海縦貫線を中心に活躍中のEF510電気機関車

おはようございます。今朝の東京は曇空の天気です。

日本海縦貫線を中心に、JR富山機関区に配属されているEF510交直流機関車(以下EF510)は現在、0番台23両とJR東日本から購入した500番台15両の計38両が在籍しております。

運用範囲は前述の日本海縦貫線北陸本線信越本線羽越本線奥羽本線等の総称。此処では便宜上、日本海縦貫線で記述いたします。)で大阪の吹田貨物ターミナル・百済貨物ターミナル~青森信号場で運転されております。また現在では、大阪吹田ターミナルから山陽本線の岡山貨物ターミナル迄、運行されている貨物列車もございます。

0番台は2002年から製造され、赤塗装の為レッドサンダーと言う愛称が付いております。500番台はJR東日本が当時運行されていた、寝台特急北斗星カシオペア牽引のEF81型交直流機関車(以下EF81)置き換えの為、2009年に15両が誕生いたしました。この内509号機・510号機はカシオペアの塗装に合わせ、シルバーメタリック塗装で製造され、それ以外の500番台は北斗星色のブルー塗装で製造されました。

JR東日本で運行されていた寝台特急北斗星カシオペア(現在は団体用で運転)の定期運行廃止に伴い、余剰となった500番台は前述の通り、JR貨物に売却譲渡され0番台と共に、コンテナ貨物列車の牽引に就いております。

旅客牽引列車の設定が無くなり寂しいですが、これからEF510はEF81に代わって日本海縦貫線を中心に、大阪~札幌・青森・秋田・新潟・金沢の貨物列車牽引の次世代機関車として、長く活躍するものと思われます。

写真は奥羽本線 富根二ツ井米代川橋梁を渡る、札幌貨物ターミナル発吹田貨物ターミナル行き、コンテナ貨物列車。2010年10月撮影

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