懐かしのJALマクドネル・ダグラスDC-10

今から11年前の2005年10月31日に退役した、3発エンジン付きの旅客機JALのマクドネル・ダグラスDC-10(McDonnell Douglas/Boeing DC-10) の写真をアップいたします。

こちらの写真は今から15年前の2001年4月に、関西空港で撮影いたしました。私もDC-10には両親と一緒に幼少時代の1979年8月に、大阪伊丹空港から東京羽田空港でのフライトで搭乗いたしました。

JALにDC-10が投入したのは1976年に中距離用として投入されました。この機材は晩年ほとんどが国際線の近距離路線に使用され、国内線での運航はあまり見掛けませんでした。

マクドネル・ダグラス社が中距離用として開発した、3発機エンジンのDC-10はメンテの面で1エンジンが尾部に設置されており、現場を担当する整備士も、相当苦労されてメンテナンスをされたそうです。また3発機エンジン搭載故の事故も多く、DC-10の後継3発機のMD-11も、あまり売れなかったそうなので、飛行中のフライトでバランス悪い3発機は各航空会社も敬遠された処が多かったです。

現在日系の航空会社からは、DC-10 MD-11の3発エンジン付きの機材はございません。後継のハイテク機ボーイング767・777等のハイテク機が、2発エンジンになりコストも大幅に削減できた面もございますので、3発機のエンジン搭載のDC-10やMD-11はその後、退役も早まりました。

国際線での搭乗経験が無く、運航を終えてしまったJALDC10の写真を、撮影できたことは今になっては大変貴重な思い出です。

写真は関西空港を離陸する、JALDC-10 2001年4月撮影。






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