さようならJR東日本415系

昨日6月25日に、常磐線 いわき~竜田間でのさようなら運転を以て、JR東日本所属の415系電車が完全引退いたしました。

今年3月26日のダイヤ改正で、定期運行が終了し常磐線水戸線での運行を終了した同車は、1986年の国鉄末期に誕生した415系1500番台として、従来の鋼鉄製車体からステンレス車両に変更の上、登場した最終グループです。

415系1500番台は常磐線水戸線以外にも九州地区にも増備され、最終的に1991年迄製造されました。(末期は50Hz車のみの仕様で製造)

JR東日本での運行は常磐線の上野~原ノ町水戸線の友部~小山(一時期、両毛線の桐生迄、運転されました。)1996年に403系の置き換え用に、E501系が誕生しその後2005年にE531系が415系初期車の置き換えにより誕生して、上野~友部間での運行から撤退した後は、常磐線の水戸~原ノ町水戸線友部~小山での運行のみとなりました。

常磐線の運行では、東日本大震災常磐線のいわき~亘理が被災し、その後は復旧した竜田迄の運行に短縮されましたが、その後E531系で415系1500番台を置き換える事が決まり、今年3月26日のダイヤ改正を以て置き換えが完了いたしました。

私も常磐線水戸線で移動の際、お世話になりましたので引退は寂しい限りでございます。ただ415系1500番台はJR九州での運行は現在も健在でございますので、もし乗りたくなった場合は九州へ足を運んでみても良いと思います。

永年の運行有難うございました。

写真は水戸線 下館~新治間を走行する415系1500番台で運行の、普通列車小山行き。(2016年3月21日撮影)

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