JR九州の振り子式特急885系電車

JR九州に配属されている885系交流特急型電車は現在、特急かもめ号・同ソニック号に使用され、南福岡車両区に66両が配属されております。

1994年にJR九州初の振り子型の交流特急型電車の883系に引き続き、885系も振り子型車両を採用し、博多~長崎・大分を大幅にスピードアップして、並走する高速バスへ対抗しております。

885系は2001年に第44回鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞し、経済産業省グッドデザイン賞ブルネイ賞も受賞いたしました。

885系は今から13年前の今日、長崎本線 肥前長田~小江間にて長崎発博多行き特急かもめ46号が、大雨により線路横ののり面から線路上に崩れた岩石と激突し、脱線転覆いたしました。この事故で乗客76名・乗員2名のうち、乗客・運転手の36名が重軽傷を負いました。この事故で事故に遭った885系のクモハ885-3・モハ885-3・サハ885-3の3両が、翌年に廃車され代替として、クモハ885-403・モハ885-403・サハ885-403が製造されました。

九州では今年4月の熊本大地震や今月に入り梅雨前線に伴う、大雨の被害も出ておりますので自然災害に、警戒しなければならない時期でもございます。

885系の廃車は前述の事故廃車のみで、今日も特急かもめ号・同ソニック号でこの3連休と夏休みは、多くの乗客を輸送し貢献することと思います。

私も過去に特急かもめ号・同きらめき号でグリーン車に乗車いたしましたが、革張りのシートはゆったりしており、長崎本線肥前山口諫早間は単線で対抗列車との行き違いもある為、ゆったりした走りでしたので、眠くなる様な感じでした。また特急きらめき号は車内販売が無かった為、その当時のグリーン車利用者サービスで、ソフトドリンクの缶コーヒーを2本飲み、眠気を覚ました思い出がございます。

当時の事や13年前の事故を思い出し、今日はJR九州885系振り子式交流型特急電車に関するブログを、書き込みいたしました。

写真は長崎本線 肥前古賀~現川間を走る、特急かもめ1号長崎行き。(2007年12月撮影)

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