安中貨物

 非鉄金属生産の大手企業である東邦亜鉛小名浜製錬所(福島県いわき市) - 安中製錬所(群馬県安中市)間を結ぶ専用貨物列車の安中貨物(以下 安中貨物)が、常磐線 泉~信越本線 安中の間を1往復運転しております。

 こちらの貨物列車は東亜亜鉛私有の貨車トキ25000形(1999年製造)が使用され、福島臨海鉄道の小名浜から泉をを走り、常磐線武蔵野線高崎線信越本線を毎日走っております。小名浜~安中は日中運行される為、上記沿線で撮影することも可能ですが、逆のルートは深夜の走行の為、残念ながら撮影することはできません。

 現在、安中貨物の牽引はEF510型からEH500型に置き換えられ、JR東日本所有だったEF510は見られなくなりました。(EF510 500番台は現在、JR貨物に売却され富山機関区に配属されております。)

 写真は常磐線 南柏北小金間にて、寝台特急北斗星カシオペア牽引用として運行されて来た、EF510牽引時代の安中貨物です。(画面右側にはやや小さいですが、常磐緩行線に乗り入れている、東京メトロ6000系も見えます。)

 この夏休みEH500型牽引の、安中貨物を撮影してみては如何でしょうか。

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