JR東海211系電車

写真は東海道本線の柏原~近江長岡間の有名撮影地、伊吹山で撮影したJR東海211系電車です。

今から11年前の2005年3月に、こちらの撮影地に米原駅からレンタカーを借りて現地へ移動し撮影いたしました。

写真は伊吹山をバックに、米原へ向かう211系の普通列車ですが現在、JR東海の211系はこの区間を運行しておりません。今から5年前のダイヤ改正313系の運用に置き換わった為、大垣車両区へ所属していた211系の大垣~米原運用は消滅いたしました。

大垣車両区の211系はトイレ無しの車両も有ったので、普通列車の本数が少なく移動客が多いこの区間で、トイレ無しの211系電車は不評でした。まあ逆に静岡車両区の211系もトイレ無しの車両があり現在は、313系と連結して運用されている電車もある為あまり問題にはなりませんが、2016年現在でもトイレ無し211系だけの電車が、東海道本線の熱海~豊橋で運転されておりますので、トイレが近い方で止む負えず、東海道新幹線を使えない場合は、ネットで運用を調べてから乗車されますことをお薦めいたします。

JR東海時代に増備された211系は、1988年~1991年に掛けて242両が製造され、中央西線の名古屋~中津川間、関西本線の名古屋~亀山間および愛知循環鉄道でも運用され、前述の大垣車両区から静岡車両区へ転属した211系は東海道本線の熱海~豊橋間、御殿場線国府津~沼津間、身延線の富士~西富士宮間で運用されております。

JR東海の211系トイレ無し編成も、あと何年運用させるのか不明ですが、せめてトイレ付に改造することはできないのかやや不満になります。

ただ製造されてから若い車両で25年ですしVVVFインバータ制御車では無いので、このまま大掛かりな改造もせずに終わりそうな感じです。ただ0番台を除きその他はロングスシートですが、バケットシートの乗り心地は313系のシートに比べ柔らかく、乗り心地は良い点は長所です。

ただやはりトイレ無しで長距離運用する211系だけの編成は、やはり避けたい旅行者も多いと思いますので、もし東海道本線普通列車で移動される方々は、事前に運用表が現在では見られますので調べてから乗車して下さい。

ネットで調べて確認することで計画を立てて、移動することも可能な時代になりましたので、億劫がらずに調べて行きましょう。


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