JR宇都宮線の撮影地ワシクリの魅力

東北本線(以下JR宇都宮線)の東京~黒磯間には、鉄道ブログでも紹介されている有名撮影地がございます。例を挙げますと、東大宮~蓮田間の通称ヒガハス、東鷲宮~栗橋間の通称ワシクリ、栗橋~古河間の通称クリコカ、片岡~蒲須坂間の通称カマス等です。

その中で様々な構図で撮影可能な、東鷲宮~栗橋間の通称ワシクリ(以下ワシクリ)の撮影地を紹介いたします。こちらの撮影地は、JR栗橋駅東武日光線栗橋駅から徒歩で約30分の場所でございます。なお撮影地には公共交通機関の路線バスは走っておりませんので、ワシクリに足を運ぶ場合は栗橋駅からタクシーでの移動になります。(運賃はおよそ¥1000円前後で、運転手さんへ行先を告げる場合、「栗橋西小学校近くの、JR宇都宮線の線路脇」等告げれば、良いと思います。)


さて最近、ワシクリの撮影地には新たにフェンスが張られ、嘗ての様な構図で撮影ができなくなったと、鉄道ブログ等で紹介されております。鉄道線路内へ侵入しての撮影、田畑へ侵入しての無断撮影、踏切脇の迷惑駐車等で、ワシクリも規制が厳しくなり、寝台特急北斗星カシオペア、特急日光、きぬかわ号等を撮影して来た、近年の撮影者の私にとっても残念な結果です。

以上の様な条件で今後はワシクリでの撮影をしなければなりませんが、望遠レンズや小さな脚立(大きい脚立は、スペースを取り、農業用トラクターの通行に支障を来たす為NG。)を使用して撮影をすれば、まだワシクリでの撮影は可能でございます。

JR宇都宮線寝台特急北斗星・同カシオペア・特急とちぎ号等が廃止され、この区間での撮影は253系特急電車の日光・きぬかわ号や、スペーシアきぬかわ号、E231系E233系および貨物列車がメインの撮影となります。

撮影場所は黒小屋・水沢・島川の踏切からの線路際での撮影となります。写真は前述の踏切の順に撮影したE231系電車の写真です。黒小屋・島川踏切※での撮影では、標準ズームレンズを使用し水沢踏切での下り列車は300mmの望遠レンズで撮影いたしました。

何れも今から5年前に撮影した写真で、撮影当時はポジ(スライド)フィルムで撮影した写真です。天気が曇り空でやや露出がアンダー気味での撮影になりましたが、今日はワシクリの撮影地紹介と言うこともあり、写真を掲載いたしました。

栗橋駅からはやや離れた撮影地でございますが、鉄道写真をこれから始める方が練習する場所としては、最適な撮影地であると思います。先程の書き込みいたしましたが、安全上のフェンスが張られ、迷惑駐車の通報や田畑への無断侵入をせずに、私たちが撮影できる可能性はありますので、今後も撮影地のワシクリで気持ち良く、鉄道写真が撮影できる様にマナーを守って撮影して行きたいと思います。

※島川踏切は高いフェンスが張られ、中段のインカーブで撮影する場合は、ちょっと撮影テクニックが必要になります。

写真は何れも2011年5月撮影
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