JR九州最大両数の813系交流型近郊型電車

こんばんは。シルバーウィークの最終日曜日如何お過ごしですか。今日は関東地方も久しぶりの青空が覗き、やや汗ばむ陽気でしたが皆さんにとって、充実した休日をお過ごしになりましたか。

さて今夜のブログはJR九州の、813系交流型近郊電車(以下813系)に関するブログを書き込みたいと思います。写真は鹿児島本線の有名撮影地、天拝山~原田で撮影した813系ですが、この区間は特急列車も頻繁に走り、スピードも直線区間と言うこともあり、かなりの速度で通過いたします。勿論、近郊型電車の快速等も例外では無く、813系や811系の快速列車も、この区間をかなりの速度で通過いたします。

その813系電車は前面が写真の様に、レッドカラーのサイド枠に、ブラックフェースのマスクで、正にJR九州の福岡近郊圏での西鉄電車や高速バスに対抗し、スピードを表した前面フェースだと思います。

現在813系は福岡車両区と直方車両区に合計246両が配属され、JR九州の近郊電車の両数としては2016年現在、最大両数を誇っております。

運用は普通列車から快速列車まで運用し、鹿児島本線門司港~荒尾、長崎本線鳥栖肥前山口日豊本線は小倉~宇佐まで運転しております。

当初は2両編成が多かったですが、後に3両固定編成が登場すると従来の2両編成は、3両編成に増強されました。2002年2月22日に鹿児島本線の海老津~教育大前にて、813系電車と811系電車の衝突事故があり、その事故で被災した編成は、大破と台枠のダメージが酷く廃車されました。

1994年から2005年まで増備された813系電車ですが、製造年により一部の変更により種類も様々です。初期編成は20年が過ぎましたが、今後もJR九州の主力車両だと思いますのでリニューアルの上、今後も813系は快速列車や普通列車に使用されるものと思われます。


ただJR九州としては今後、少子高齢化や他地域への移住により、鉄道旅客収入が落ちて来ますので。快速列車で運転される場合は、着席サービスに対応する乗車整理券が、発売されるのではないかと思われます。

例えば813系や813系および817系の一部車両は転換クロスシートですが、これらの車両と815系・817系3000番台の様なロングスシートを連結した快速電車が、登場するのではないかと予想しております。

JR九州エリアで福岡の博多~同小倉は県庁所在地と嘗て工業で賑わった都市です。この区間山陽新幹線以外にJR九州在来線の特急ソニック号やきらめき号が運転されております。

小倉や博多から福岡の中堅都市、久留米・大牟田へ移動する乗客への着席サービスとして、確実に座って移動したい客は転換クロスシートの席を与え、近距離やエコノミーが料金不要でロングスシートで移動しても構わないと思う乗客向けへ815系・817系のロングスシートを異種間連結した、列車が誕生するのではないかと思います。

JR九州としては九州新幹線や特急で移動して貰いたいが、運用コストの経費が掛かり過ぎたり、車両数で予備車が無くダイヤ設定で複雑になる場合、既存の快速をちょっとの改良で、投資した方がコストが安くなりますので、JR九州以外でも、JR西日本JR東海およびJR北海道の、近郊型車両にも波及するのではないかと思われます。

因みにJR東日本で21世紀に誕生した、宇都宮線東北本線)・高崎線常磐線グリーン車は新規営業当初、反対の意見や要望が多かったですが、通勤地獄を嫌う会社員が快適に通勤したいと思う様になり、グリーン車料金も安くなって普通定期券・通学定期券等の他に、グリーン券を購入すれば乗れる様になりました。またICカードでの効率化により、事前購入と車内購入での差別化も可能になり、お気軽に乗車できる様になったのも一因かと思われます。

ただ首都圏以外ですと混雑は其処まで酷く無いですので、JR北海道の721系や735系で連結されている、uシートの様な車両や廃止されたJR東海の快速セントラルライナーの様な、指定券・乗車整理券で乗れる列車の快速を設定すれば良いと思います。ただ乗車整理券が必要な快速セントラルライナーの様な専用車両だけでの運転になりますと、弊害も出て来ますので、名鉄の特急の様な指定・自由とその日の体調や、車内で快適に過ごしたい人向けの車両で、セパレートすれば良いのではないでしょうか。


高度成長期時代の輸送力増強で車内サービスを、犠牲にして利用者へ我慢と束縛を与える時代ではございませんので、JR各社も普通列車や快速列車で、気持ち良く移動できる様なサービスもできれば良いと思います。

今日も長々とブログに書き込みましたが、明日週明けからの通勤・通学で朝は各地で混雑すると思います。普通列車や快速列車で通勤・通学される方々も多いと思いますが、先ずは私たちが事前に時刻表や地図、ネットで調べて混雑に於ける不快感を如何に最小にして行くのかを対策してから、鉄道会社への要望を提出して行けば良いと思います。ただ鉄道会社も全ての旅客を満足させる車両を出すのは困難ですので、私たちが通勤・通学でも思考停止せずに考えて快適な通勤・通学で移動して行きたいと思います。

本日もブログを読んで頂きまして、有難うございました。


写真は鹿児島本線 天拝山~原田を走る、813系快速列車の大牟田行き。(2008年12月撮影)

イメージ 1