着席整理券の登場で快速列車・普通列車も快適通勤は可能になる!

週明け月曜日如何お過ごしですか。今日は昨日ブログで813系電車の書き込みでも述べた、快速列車・普通列車を快適な移動車両にする為のブログを、書き込みたいと思います。

私が住んで居る東京の朝夕の通勤・通学ラッシュは著しく混雑が酷いです。ただ幸い地下鉄線ですので、JRや私鉄の様な酷い混雑はございませんが、それでも地元の鉄道路線はその地下鉄のみですので、朝夕の混雑は激しくなります。

JR東海で一時期、乗車整理券が必要な料金有料快速が、写真の313系電車のデラックス仕様で運転されておりましたが、一昨年のダイヤ改正で廃止されました。最近では通勤・通学を快適に移動してもらおうと、東武東上線TJライナーと言う列車が、池袋~森林公園・小川町と埼玉のベットタウンを結んで運行されております。車両も最新の通勤型車両の50000系が、クロスシートロングシートに可能な仕様を用いて運行されており、TJライナー以外では快速・急行・準急・普通と種別を問わずに、ロングシート仕様で運行されております。

JRの首都圏以外の都市で運行されている列車は、転換クロスシートを備えた快速・新快速・特別快速等が運行されております。それらの列車へ乗車すると、朝夕のラッシュ以外での混雑も激しく快適な移動は残念ながら期待できません。

これから少子高齢化社会で、鉄道会社の輸送人員や運賃収入の減少は必至の為、JR東日本では減収分を見越して新たに首都圏の輸送改善用に、普通列車グリーン車2両を連結し営業いたしました。国鉄時代の首都圏の普通列車グリーン車は、東海道本線横須賀線総武快速線のみでしたが、現在は宇都宮線東北本線)・高崎線常磐線にも連結され、中央線の快速電車にも新たにグリーン車が連結される予定です。

その他にJR北海道では札幌・小樽から新千歳空港へのアクセス輸送として、快速エアポートに指定席(uシート)を連結し、721系や735系で運用されております。なお735系の自由席は混雑・遅延対策として新たにロングシートを導入いたしました。

JR東海JR西日本JR九州にも転換クロスシートを備えた、快速列車は多数運転されておりますが、グリーン車や指定席がせめて1両でもあれば、都市間移動も楽になるのですが、関西の方で国鉄時代に運行されていた普通列車・快速列車のグリーン車は廃止され、指定席を連結した大阪・天王寺関西空港を結んだ関空ウイングも廃止されました。

利用するには新たに高い料金と、指定券の場合はみどりの窓口指定席券売機で購入しなければならない、煩わしさも有ったと思い、利用者が少なかったものと思われます。ただ70km前後の距離を結ぶ、快速マリンライナーや快速みえ号も前者がグリーン車と指定席、後者は半室指定席を連結し永年、営業運転をしておりますので都市間で利用率が高い名古屋圏・関西圏・福岡小倉圏も、快速列車だけでも良いので、都市間移動を快適に移動できる設備があれば良いと思います。JR東日本の首都圏の普通列車グリーン車や、JR北海道uシートの様なリクライニングシートの様な設備は不要ですので、既存の転換クロスシートロングシートの編成で連結して、新幹線や特急の恩恵を受けない都市間の輸送改善策として、導入して欲しいと思います。

料金も¥100円~¥300円前後の乗車整理券を改め、着席整理券として座席は空席であれば、その車両の空席に座れる方式の料金券を発売すれば良く、自動券売機や指定席券売機等で気軽に発売できる様な方式であれば、関西でも需要はあるのではないでしょうか。

例えば関西を走る新快速電車は終日京阪神地区を中心に混雑しております。それを着席整理券を購入して彦根から加古川等を座って移動できれば新快速電車も、快適性は着実にアップいたします。

従来の輸送力増強の、乗客を狭い車内に詰め込んで身動き取れない混雑の中、我慢して移動させる時代を少しづつ変えて、交通弱者の乗客に安心と快適な移動を与えて欲しいと思います。

写真は中央本線 武並~釜戸間を走る、快速セントラルライナー号 (2014年3月撮影)

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