運行離脱!? 今冬のダイヤ改正で気になる719系電車の去就

先程ネットでJRのサイトを調べていたら、今年12月10日にJR東日本仙台支社で、ダイヤ改正が実施されるとのニュースに現在、東北本線の黒磯~一ノ関間と常磐線岩沼~浜吉田間(運用は仙台まで運行されております。)を走っている、719系交流型近郊電車の去就が気になった。
E721系の中間車が先日、新潟新津のJR東日本新津製作所から神奈川横浜の総合製作所(旧東急車両)に回送され、先頭車と連結して編成を整えて、宮城仙台の仙台車両センターへ回送される予定だ。今秋から順次E721系4両編成に置き換え、719系を順次廃車にする予定だが、今年12月10日のダイヤ改正E721系新型電車増発、「快適・便利・スピードもアップ」と謳い文句にすれば、E721系の新編成もこのダイヤ改正で利用者に、良い印象を与えられる等のメリットがあり、売り込みもできるからだ。
719系に関するブログは以前、当ブログでも紹介したが、E721系の新製車両が運行されれば廃車の予定だが、ステンレス車体で3扉であれば、第三セクター阿武隈急行へ何編成か譲渡されるのではないかと思われる。ただ阿武隈急行の8100系2連も、719系0番台とほとんど変わらない車歴で719系0番台の下回り機器は、485系の廃車発生品なので、阿武隈急行でメンテナンスが難しければ、譲渡運用されることなく廃車解体されるであろう。
ただ阿武隈急行の8100系も前述の通り2連で、2扉(先頭車は片側扉で、連結されている方の扉は両開き扉である。)で運転されている為、仙台へラッシュ時間帯に乗り入れの場合、混雑で遅延する原因にもなっているので、もしかしたら一時期JR東日本から譲渡された417系3連の様に、719系417系よりも多く譲渡されるかも知れない。
以上、私が719系0番台電車が今冬のダイヤ改正以降の運用に就いて、推測を交えて書き込んでみた。なお磐越西線で運用されている719系0番台は、今冬のダイヤ改正以降も運用される予定だ。まあ状態の良い719系0番台も東北本線常磐線から撤退したら、磐越西線の混雑用として土休日は6両編成や8両編成に、増強してもらいたいものだ。
4年前の9月の3連休最終日に日中運用の、会津若松発郡山行きの719系電車の2両編成に乗車したが、混雑が酷く磐越道を走る高速バスで移動すれば良かったと後悔したことが有った。
JRも少ない編成・短い編成で乗客をぎゅうぎゅうにして、効率化と経費削減をしたいのも分かるが、高い運賃・料金を払って来る旅客に我慢や束縛な環境で、ストレスを与えるのはいかがなものであろうか。もう少し鉄道での移動を楽しく余裕持たせて欲しいと思う。また私たち利用者もあまり、駅員や車掌等の鉄道職員にちょっとの遅延で文句言ったりするべきではないと思う。ましてや暴力等はもってのほかだ。
写真は東北本線 矢吹~鏡石間を走る、719系電車の黒磯行き。(2002年6月撮影)



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