熊本大地震から半年が経ちました

2016年4月14日の21時20分頃に発生した、九州熊本地方を襲った大地震から、今日で半年が経ちました。
家屋倒壊の被害に遭われた方々の為の、仮設住宅の建設もほぼ完了し、窮屈な避難生活からは解放されておりますが、今後の生活再建で不安生活は続き、被災者の方々の心のケアや生活再建に必要な、資金提供が必要不可欠になると思います。
さて熊本大地震JR九州豊肥本線も、阿蘇外輪山からの土石流で路盤流失等の被害に遭い、現在も肥後大津阿蘇間で運転見合わせの状況が続いておりますが、少しでも運転見合わせ区間を減らす為、年内を目途に一部区間で運転再開に向け現在、復旧工事が進行中かと思われます。
豊肥本線も過去に台風による被害や大雨による被害で長期間、運転見合わせの期間がございました。先日は阿蘇山の中岳でも噴火があり、先日のブログでも記事にいたしましたが、阿蘇山の中岳の噴火が長期化しないことを、祈るばかりでございます。
今年7月に阿蘇~豊後荻間が運転再開になり、特急九州横断特急阿蘇~大分・別府間で運転再開いたしましたが、特急あそぼーいはまだ運転再開されておりません。ただこの夏は博多~門司港で臨時運転し、今月は博多~大分を日豊本線周りで臨時運転いたしました。
特急あそぼーい号のキハ183系も、前後がパノラマ車両の為、前面展望ができることもありJR九州の各線区で臨時運転されておりますが、大胆な運行計画としては博多~人吉を結ぶ、特急あそぼーいくまがわ号の運転も、ぜひ実施して欲しいと思います。
キハ183系のパノラマ運転台から眺める、肥薩線と並行に流れる急峻な流れの球磨川巡りも、楽しい旅の一時やビュッフェでの食事を楽しむこともできますので、JR九州も運転を検討して欲しいと思います。
今月25日は初の株式上場をするJR九州ですが、明日で豪華寝台列車ななつ星の運行から3年になりますので、大地震の被害に見まわれた、熊本地方の活性化の為にも今後、豊肥本線の復旧工事は急がれる材料でございます。
明日・明後日の週末は、鉄道の日の翌週末の土日を利用して、JR九州鉄道路線で旅してみては如何でしょうか。鉄道写真を撮影する為、JR九州の主な撮影地へ足を運ぶのも良いと思います。

写真は豊肥本線 立野~赤水間を走行する、快速SLあそぼーい号の宮地行き。先頭のSLは8600形蒸気機関車
(2005年8月撮影)


イメージ 1