山陰本線は今朝から平常通りの運転です!

昨日発生した、鳥取県倉吉市を中心とする、震度6弱地震で倉吉~由良間の線路異常で運転を見合わせていた、山陰本線は今朝から平常通り運転されております。
鳥取県内の鳥取~米子間の山陰本線には、キハ187系の特急スーパーおき号や特急スーパーまつかぜ号が運転されております。(京都から大阪・神戸をを通り、智頭急行を経由する、HOT7000系の特急スーパーはくと号は、倉吉まで乗り入れております。)
あれだけの強い揺れで、運転見合わせが数日間は続くのではないかと懸念しておりましたが、山陰本線鳥取~倉吉~米子間は、県内唯一の鉄道ですので、幾ら車社会で人口減少が続く山陰地方でも、その区間の大動脈が何日・何か月も地震の被害により運転見合わせになりますと、免許を持たない生徒や学生の通学は、たちまち不便になりますし、旅行で移動するにしても鳥取~米子は国道9号線をレンターで走るか或いは、タクシーで移動するかの方法になってしまいますので大変不便です。(山陰自動車道は未開通です)
私も過去に鳥取から米子間を国道9号線でレンタカー移動したり、山陰本線の列車で移動いたしました。国道9号線の方は市内に入ると片側2車線道路になり、鳥取や米子の中心部の朝夕の渋滞を除けば、ほぼストレス無で運転も快適に走ることができます。
山陰本線の列車はこの区間を、東京からの寝台特急出雲号(2往復時代に14系・24系何れも移動経験いたしました。)・大阪から急行だいせん号・京都から特急あさしお号、そしてキハ187系になってからの、特急スーパーおき号・特急スーパーまつかぜ号、快速とっとりライナー号のキハ58系、普通列車キハ47系のほぼこの区間を走る全ての車両で移動しました。
鳥取~倉吉はトンネルも数多くあり、山間を走りますが倉吉~米子はトンネルは皆無で、平野と日本海区間によって見渡せる地形です。
秋の乗り放題きっぷの有効期間も明日迄ですが、ローカル色漂う旅をされたい方は、山陰本線に乗って日本海を眺めながら移動してみては如何でしょうか。
なお特急スーパーおき号や特急スーパーくにびき号に乗車される場合、車内販売はございませんので、予め鳥取駅や米子駅等で駅弁や飲み物の購入をしてから、乗車されることをお薦めいたします。途中駅での停車時間も僅かですので、購入する時間はほぼございません。
それでは皆さん良い週末をお過ごし下さい。
写真は山陰本線 泊~松崎間を走る、特急スーパーくにびき鳥取行き。(現在は特急スーパーまつかぜ号に改称し廃止されました。) 2003年9月撮影



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