キハ58系ディーゼルカー時代の、快速とっとりライナー号!

一昨日、地震で被害の出た鳥取県ですが、交通網に関しての運転見合わせや欠航は無い様なので、やや落ち着いたのではないかと思います。ただ余震が続いておりますので、今後の予断は許さないのは現状でございます。
さて2003年9月末迄、山陰本線鳥取出雲市を結んでいた、キハ58系の快速とっとりライナーを今日は掲載いたします。こちらの写真は今から13年前の9月に、山陰本線の泊~松崎間にて撮影した写真でございます。
キハ58・キハ28の2両編成のディーゼルカーが、山陰本線での最後の力走で奮闘している様子が窺えます。この頃の山陰本線の線路は、新型ディーゼルカーの特急車両(キハ187系)と、快速列車・普通列車車両(キハ126系)を運転させる為に、軌道強化が行われたばかりで、線路際のバラストも新しくなっておりました。
キハ58系の快速とっとりライナーは2003年10月のダイヤ改正で、キハ126系に置き換えられましたが最近は沿線人口の過疎化による人口減少や一部の列車の特急格上げで、トーンダウンしているのは残念なことでございます。キハ126系もボックスシートでは無く、転換クロスシートにして座席の向きは基本的に乗客にやらせて運用すれば良かったのではないかと思います。
今の時代、昔の急行列車の様に4人向かい合わせで、見知らぬ客同士が移動することを嫌がる乗客も多い中、どうもJRも旅客ニーズとずれたことをやりたがる傾向もあるので、その面では不満ですがキハ126系の走りぷりは最高でございます。またトイレも身障者向けのトイレで洋式の為、揺れる車内で和式トイレで用を足すのは、様々なリスクが伴いますからね。(敢てここでは書き込みいたしません。皆さんの想像にお任せいたします。)
さて私も過去にキハ58系の快速とっとりライナーで、鳥取~米子間を利用いたしましたが、利用者は鳥取から倉吉・米子方面へ向かう乗客でかなり混んでいた思い出があります。キハ58系急行型ディーゼルカーも老朽化していたとは言え、カラカラエンジンを聴きながら、駅を通過する際に減速し再度加速する時のキハ58系は、最高な旅の演出の様な感じでした。
昨日のブログでも書き込みいたしましたが、この区間をより快適に移動するならば、キハ187系振り子式ディーゼルカーの特急スーパーおき号や同まつかぜ号で移動すれば、振り子式ディーゼルカーの特急の最高の走りを体験できます。
なお飲食しながら移動したい場合は、車内販売はございませんので予め、鳥取駅や米子駅等の売店やコンビニ・スーパーで購入してから乗車されることを、お薦めいたします。
今後、鳥取・島根の山陰地区にも自動改札機が導入され、指定席券売機が増えてくれば今後、車内の検札も簡素化される可能性が強い、米子支社の特急ですが山陰地区の活性化を含めて、今後も安全で快適に移動できる車両として、走って欲しいと思います。
写真は2003年9月撮影


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