北海道を除く、国鉄線(JR線)の特急として、キハ80系の出力増強版のキハ181系の画像をお届けいたします。キハ80系のブログに関しては先程、書き込みいたしましたが今夜3回目のブログは、キハ181系ディーゼル特急に関して書き込みます。
キハ181系は出力不足で勾配での運行に支障を来たす、キハ80系ディーゼル特急の改良版として、1968年に誕生いたしました。北海道を除く国鉄線(JR線)の非電化区間を走ったディーゼル特急ですが、前面スタイルは上部ライトが角ばったデザインになった他は、キハ82系の先頭車と変わらない形状です。ただ側面に関しては、キハ80系は側引き戸のドアでしたが、キハ181系は折り戸式のドアに変更されております。またエアコンのキセも、形状がそれぞれ異なっております。
キハ181系は親の田舎へ夏休みに鉄道移動の際、特急やくも号で岡山~新見で乗車したのが初めてでした。その後JRになってからJR四国の特急いしづち号・あさしお号・はまかぜ号・いそかぜ号・おき号そして写真を掲載しております、いなば号へ乗車いたしました。
今となっては両者の形式に乗車できたので、良い思い出となっております。因みにブルドック形状のキハ81系は残念ながら乗車体験は無く、大阪交通科学館での保存車を見ただけです。
国鉄型ディーゼル特急車両は現在、キハ183系とキハ185系のみですが、JR北海道のキハ183系は老朽化が著しい為、あと数年で全車引退予定です。キハ185系はJR四国と九州に所属しておりますが、こちらはステンレス車体で、北海道の様な冬季の積雪の中での運転はほとんど無いので、当面は生き残ると思われます。
あなたはキハ80系とキハ181系はどちらが好みですか。なお両車はブレーキ方式が異なる為、国鉄時代の急行型・一般型ディーゼルカーの様に、混結して走らせることはできません。まあ混結編成で見られたのは、30年前に向日町運転所(現 京都総合車両所)所属のキハ80系とキハ181系が留置線で、編成混結して留置されていたのを見たことがあるのみです。