一方その陰で、普通列車から急行列車迄の運用を担う、一般型電車の8000形も鋼鉄車体でリニューアルされたとは言え、陳腐化やメンテナンスコスト低減の為、4000形を増備させて(その頃には新形式の一般車かも知れません)8000形を廃車させると思われます。
将来的に小田急も、一般車は全てステンレス車体にし、メンテナンスコストの低減をして、少子高齢化に対する旅客運賃収入減収分への対応も迫られて来ると思われますので、塗装が必要な8000形は他のステンレス一般車電車に比べ、コストも要しておりますし、製造から30年近くは経ちましたので、これからあと20年も走らせるとは思えません。
ロマンスカー誕生の陰で、一般車の8000形も今のうちに、撮影されることをお薦めいたします。
小田急線 栢山~開成にて。1999年6月撮影