大きな被害にならなくて良かったと思います

こんばんは。今朝は通勤・通学時に湿った雪が東京に降りました。11月に東京で雪が降ったのは、約54年ぶりですが、まさか通勤・通学時間帯の午前中に、湿った雪が降るとは思いませんでした。
今回の関東の積雪により、高崎線の電車や房総方面の電車で、倒竹の影響で運転を見合わせましたが、現在はほぼ平常通りの運行ですので、大きな混乱も無く良かったと思います。
まあJR北海道鉄道路線の様に、毎年冬季に豪雪になる路線や、JR東日本JR東海JR西日本の豪雪地帯では、積雪対策を施しておりますので、関東の様なちょっとした雪で騒ぐ事も無く、運行できる範囲で鉄道も営業しております。
ただJR北海道も夏の台風被害で、根室本線の長期運転見合わせに続き、冬季の積雪対策も経費が掛かる為、頭が痛いと思います。今後、場合により冬季の積雪で除雪費用が莫大に掛かり、旅客が少ない路線では運休も発生するのではないかと懸念しております。
まあJR北海道に限らず、JR東日本でも一部路線で冬季の積雪により、運休する列車もございますからね。子供の頃は東京で積雪があると、雪遊びもできて楽しかった思い出もございますが、大人になり車の運転や鉄道路線の運転見合わせや遅延、雪おろしや路面凍結によるスリップが有ると、スキー場等を除いて積雪も私たちの生活にとっては、負債になることは否めません。
前回のブログで雪国での撮り鉄を何回か経験した私にとって、冬季の積雪の中での撮り鉄は正に命懸けでした。ただそれでもその時期しかスケジュールのやりくりが付かず、やむ負えず足を運んだ経験が20代~30代の頃に、多く体験いたしました。
レンターを空港の営業所から借りて、ロケ地に足を運んだ思い出や、駅のレンタカーを借りて晴れの雪道を走った経験も数多く体験いたしましたが、正直スリップ事故や車の通りも少ない場所での、積雪への乗揚げ立ち往生は、時には生命に拘わる事故に繋がる恐れもございます。
雪道での運転の緊張は、安全運転とロケ地で目的の列車撮影が、思惑通りにできるかの勝負ですので、命懸けの撮り鉄の経験を得ることができたのは、私にとっての大きな財産です。
雪道での未熟な運転で積雪に乗り上げ、地元の方の牽引で脱出できたのも、忘れない感謝の思い出でございます。今回の関東の積雪でも私たちは道路の渋滞や鉄道の遅延、飛行機や船舶の欠航等を、過去の教訓で防ぐこともできますので、今日の運転見合わせや遅延が予想できる方は、いらっしゃったと思います。
今日のイレギュラーな積雪から対策を学び、帰宅困難者情報弱者にならない様に、対策を日頃から練って私たちひとりひとりの行動に、責任を持って生命や財産を守ることが、今後の社会では不可欠だと思います。
ちょっと今夜の書き込みはやや硬くなりましたが、明日は天気も回復いたしますので、今夜はゆっくり休みましょう。お休みなさい。
写真は高崎線 本庄~岡部間を走るE231系電車。(2016年8月撮影)


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