来年で25年を迎える、JR九州787系特急電車の今後は?

おはようございます。今年もあと2週間足らずとなりましたが、週末金曜日如何お過ごしですか。
JR九州787系特急電車は、来年で登場してから25年経ちます。現在787系鹿児島本線長崎本線日豊本線篠栗線の特急電車で運行しております。
デビュー当初は門司港・博多~西鹿児島(現 鹿児島中央 以下同じ)にて、特急つばめ号で運転されておりましたが、2004年3月に九州新幹線新八代鹿児島中央間の開業により、運転区間新八代までの運行に短縮され、ビュッフェの廃止と、グリーン車トップキャビンの廃止も行われました。
鉄道友の会ブルーリボン賞ブルネイ賞・グッドデザイン賞を受賞に、工業デザイナーの水戸岡鋭治さんの、JR九州の特急電車として、デザインされた名車だけに今後の動きが注目されます。
もし車両数で余裕があれば、ぜひビュッフェ車も食堂車へ改造して、JR九州内を巡る豪華特急電車を、運転して欲しいと思います。
3年前にデビューした豪華寝台列車ななつ星」や、或る列車の運転でJR九州の株式上場と、旅客会社の取り巻く環境がここ数年激しいですが、787系の豪華列車のレストラントレインの様な仕様で、九州の食を食べながら、豪華設備の車両で移動する列車には787系の改造が不可欠かと思います。
本来であれば新製した方が良い面もございますが、予算の関係で困難を極めると思いますので、6両編成の787系つばめ型車両のジョイフルトレインとして、誕生させてみては如何でしょうか。
車内はジョイフルトレインとして運転する性格上、全編成がグリーン車に改造されると思いますが、ダイニングカーになる車両は元ビュッフェの車両を活用し、簡易個室の車両をテーブルにすれば良いと思います。グリーン車は個室タイプを基にして、改造して行けば良いと思います。
運転区間JR九州の交流電化区間全線で走れる様にして、一部第3セクターの「肥薩おれんじ鉄道線」にも入線することができる様になれば、東シナ海を眺めながらダイニングカーでの食事も楽しめると思います。
ただ改造して投入する上でもし可能であれば、JR東日本の豪華寝台列車「四季島」の様にEDC方式へ改造(電車機能は交流20000V60Hzで良い)すれば、JR九州の非電化路線の久大本線豊肥本線(今年4月の熊本地震の影響で現在、一部区間が運転見合わせ中です。)・肥薩線の他に、大村線指宿枕崎線等にも入線できますので、運転範囲も広くなりますし、JR西日本方面へDCとして運行して乗り入れることも可能になります。
ただ787系をEDC方式まで改造となりますと、新製するする位のコストになりますので、819系電車の様なリチュウム電池を積載した蓄電池を、取り入れた方が良いかと思いますが、こちらも改造するとなるとコスト新製車並みに掛かるので、ちょっと難しいかなと思います。
783系も先日、一部車両は廃車解体されましたが、787系も何とか余剰廃車を免れて、JR九州の豪華列車として走って欲しいと思います。
今日はJRグループの、2017年ダイヤ改正に関する概要が発表される日ですが、今後の動きに注目したいと思います。
写真は鹿児島本線(現 肥薩おれんじ鉄道)の薩摩大川~西方間の東シナ海をバックに走る、特急つばめ号。
(2003年12月撮影)

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