北陸本線の特急も、もっと旅客に便利な特急にして欲しいものです!

おはようございます。クリスマスの今年最後の日曜日如何お過ごしですか。昨日は大阪環状線に次世代の新型電車323系が運行を開始し、ネットのニュースやテレビのニュースで話題になりましたが、鉄道ブログでもちらほら取り上げられておりますね。
さて今日のクリスマスの日は、今から52年前の1964年12月25日に、北陸本線の特急雷鳥号やしらさぎ号がデビューしあ年でもあります。運転開始当初は向日町運転所(現 吹田総合車両所京都支所)配置の、481系(後の485系)電車で運行が開始され、特急雷鳥号は大阪~富山・特急しらさぎ号は名古屋~富山での運転スタートとなりました。
その後、両特急には一時期583系も戦力に加わり運転されて来ましたし、485系時代の最盛期は12両編成でグリーン車2両を食堂車1両を連結し、運転された時代も有りました。
JR西日本が発足してから5年後の1992年に、485系電車置き換えの為、681系の試作車が完成し長期運行後、量産化され485系を置き換えて行きました。その頃から特急雷鳥号も特急サンダーバード号(テレビ放送されていた、サンダーバードから付けた愛称名では無いですが、何処となくテレビ「サンダーバード」からパクッタ感じの愛称名です。)に改称され、更に2002年に後継の683系電車がデビューすると今度は特急しらさぎ号も、485系から683系へ置き換えが始まりました。
特急しらさぎ号の485系は2003年には全廃され、特急雷鳥号の485系も2011年3月11日の東日本大震災が起きた日に、運行を終了いたしました。
更に2015年3月のダイヤ改正で、北陸新幹線が金沢まで開業し、富山~金沢間は北陸新幹線に移行させ区間廃止されました。
現在、特急サンダーバード号・しらさぎ号も車内販売も廃止され、只の関西・東海地区から北陸地区を結ぶ、特急に成り下がりましたが、北陸新幹線敦賀まで開業してない状況で、富山~金沢間を無理やり北陸新幹線で移動させて、乗換と料金負担させるJR西日本も、やや乱暴な経営だと思います。
富山~金沢は現在、第3セクターIRいしかわ鉄道やあいの風とやま鉄道となりましたが、特急サンダーバード号やしらさぎ号も数本は、直通運転させれば良いと思います。その分前述の第3セクターを経由する場合は、その会社運賃と料金は換算すれば良いので。
何だかJRも旅客に快適に移動させるのでは無く、高い運賃・料金を徴収して我慢を押し付けている様な感じで、私は好きになれませんが、まあ富山~金沢間を運行する北陸新幹線のつるぎ号も、あまり乗車率が良くない状況ですからね。
富山~金沢間の第3セクター乗り入れが無理であれば、せめて関西方面の大阪止まりの電車を神戸・姫路までの延長運転もできないものですかね。まあ大阪~三宮~神戸~明石~姫路で走らせてくれれば、わざわざ混雑した新快速電車や快速電車に乗り換えしなくても良いですし、新大阪から山陽新幹線新神戸西明石・姫路へ乗り換えて、高い料金も払わなくても良いと思うのですが。
鉄道で通勤ラッシュ時や繁忙期以外での混雑で、乗客に我慢させるのも今の時代、馬鹿げていると思いますし、もう昭和の日本では無いので今後、少子高齢化で鉄道利用者も減少して行くのですから、少しは乗って楽に移動できる交通機関になることが、生き残りを掛けるチャンスかと思います。
ブログの書き込みがまた脱線しまして失礼いたしました。681系・683系もリニューアル工事が順次、進められておりますのでグリーン車を利用する場合は、今後コンセントも全席で利用できますので、PCやスマホの充電等で利用できる面が嬉しいですね。
それでは皆さん、良いクリスマスの日曜日をお過ごし下さい。
写真は倶利伽羅~津幡を通過する、富山行きの特急サンダーバード号。(2008年6月撮影)


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