JR型車両も世代交代の時代へ!

こんばんは。年の瀬の12月29日如何お過ごしですか。今日で今年の仕事納めの方々は今頃、忘年会や飲み会に参加し、飲めない人は居心地の悪さを感じながら、お過ごしになられている頃かと思います。
また今日は残念なニュース速報として、俳優の根津甚八さんが69歳でお亡くなりになりました。今から23年前に撮影中に落馬事故を起こし、ヘルニアの損傷やその時の後遺症で左目が二重に見える傷害を患い、更に2004年には交通人身死亡事故で、鬱病も患い俳優としてこれ以上、活躍することはできないとの事で、2010年9月に芸能界を引退しました。そして年の瀬が迫った今日、69歳の命で帰らぬ人になりました。
幼少時代から学生時代に、根津さんのドラマを観て来た者として、晩年の波瀾万丈に余りの寂しさを感じずにはいられませんでした。名演技の役者として活躍された功績も大きかった根津甚八さんに、哀悼の意を表します。
さて芸能界の世界でも世代交代は有りますが、鉄道車両の世代交代も必ず発生いたします。新製されて約20年近く経つと、各部の老朽化や故障等のトラブル、鋼鉄車両の場合は外板の腐食化、それ以外に技術革新により古い車両の部品が製造されておらず、部品を新たに調達することが困難になった時に、鉄道車両の置き換えや廃車も実施されます。
JR北海道の785系電車も、1990年9月から運転開始し約25年以上も特急電車として、活躍して来ましたが札幌~旭川間の函館本線を最高速度130kmで走行し、冬季の豪雪期でも同じようにスピードを出して、営業運転しておりましたので、上回りはステンレス車体で未だ持つものの、下回りの老朽化は冬季の積雪等でダメージも負っていると思います。
JR北海道では2018年に785系特急電車を全て、引退させる予定ですが、uシートで製造された785系7両は残る為、789系に改造されて運用されるものと思われます。
785系電車の廃車は今年9月に、函館運転所の片隅で解体されNE303編成として、異色特急スーパー白鳥号として活躍して来ましたが、北海道新幹線の開業により再び札幌へ帰ることなく、青函特急で終わってしまったのはとても残念なことでした。
もしJR北海道で特急電車を冬季の安定輸送に備え、予備車として特急スーパーかむい号や特急すずらん号で活躍できたのならば、NE303編成の785系電車も、「青函から生還した、785系特急スーパーかむい号NE303編成が復帰!」と鉄道ブログでのネタとしても、取り上げられていたのではないかと思います。
2017年は785系電車を撮影する、最後の機会になるかも知れませんので、年末年始に北海道へ撮り鉄される方々は、積雪や雪道での移動に気を付けて、足を運んで来てください。
写真は函館本線 苗穂~白石間を走る、特急スーパーホワイトアロー号の旭川行き。(2007年5月撮影)



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