懐かしのキハ58系ディーゼルカー急行たかやま号!

1999年12月4日のダイヤ改正で、特急ひだ号格上げに伴い、廃止された急行たかやま号の写真を、今夜のブログでお届けいたします。
急行たかやま号が誕生したのは、1971年10月1日から運行開始されましたが、それから一貫してキハ58系ディーゼルカーで運転されて来ました。また全車グリーン車を連結しているキハ58系の最後の急行列車として注目を集めた、たかやま号ですが、大阪~岐阜の間は新快速・快速の221系電車や・223系電車のスピードが130kmと早く、最高速度が95kmしか出せないキハ58系ディーゼルカーでは、ダイヤ乱れが発生した場合、東海道本線での運転時は苦労したと思われます。
私もダイヤ改正で廃止直前の、急行たかやま号を高山本線の撮影地、飛騨国府~上枝で撮り鉄をいたしましたが、この時撮り鉄乗り鉄を両立する為に、飛騨古川駅でレンタサイクルを借りて撮影地まで、急いで自転車を漕いで向かったのも、懐かしい思い出です。
写真は宮川の鉄橋を渡る、急行たかやま号ですが、普段はピンク地カラーのJR西日本たかやまカラーのキハ58系の他に、オリジナルのキハ58・キハ28を増結し、最後の勇姿で高山本線を力走いたしました。
さて前述の高山本線の撮影地で撮影後、急いで飛騨古川駅へレンタサイクルを漕いで、折り返しの大阪行きたかやま号に乗車いたしました。この時に乗車したキロ28のグリーン車も最後の乗車になってしまいました。(一応2003年に急行つやま号の半室グリーン車に、乗車いたしましたが全車グリーン車のキロ28は、急行たかやま号が最後になりました。)
飛騨古川~大阪まで高山本線東海道本線の旅で、約5時間弱掛かりましたが長くキロ28のグリーン車にも乗れ、東海道本線で前述の新快速や快速電車の合間に列車線を走るキハ58系は、最高速度95kmで速度が落ちない様に走っておりました。
1999年12月4日のダイヤ改正で、旧子たかやま号は大阪ひだ号に格上げされ、JR東海キハ85系に置き換えられました。
まあ大阪ひだ号も10年前に乗車いたしましたが、キハ85系ディーゼルカーの大阪編成には、グリーン車の連結は無くやや物足りない印象もございます。また名古屋ひだ号と大阪ひだ号で車両も、愛称名も同じなので、誤乗防止の為に愛称名を別名にしても良いのではないでしょうか。またグリーン車も半室タイプのキロハ84を連結して、快適に移動させても良いと思います。
まあ欲を言えばもう1往復増発して欲しい処ですが、JR東海キハ85系が車両不足で、これ以上大阪ひだ号を増発できないのであれば、JR西日本キハ189系ディーゼルカーで、大阪~高山・飛騨古川間で運転できれば良いと思います。ただJR西日本キハ189系も車両は21両しか無く、特急はまかぜ号以外で予備車が無くなると、支障を来たす恐れもございますので、増発は厳しいかなと思います。
因みにキハ189系JR東海高山本線に入線し、試運転した実績は無い為、キハ85系と異なるエンジンのキハ189系高山本線に入線した場合に、営業運転で支障が出ないか懸念されますが、国鉄時代のキハ80系のエンジン不足の特急や、トラブルを起こして名古屋鉄道管理局から投入を拒否された、キハ181系とは異なると思われますので、キハ189系JR東海高山本線に入線し営業運転しても、支障を来たす可能性は低いと思われます。
大阪・京都方面から高山本線方面の、修学旅行や団体列車の需要はあると思われますので、キハ189系を走らせるのは良いのではないでしょうか。JR東海の乗務員も嫌がらなければ、キハ189系も他社路線乗り入れで、実績運転すれば大阪から高山本線キハ189系で、特急列車を運転できると思いますので。
大阪から高山本線の特急愛称名は、過去のブログでもお伝えした、特急のりくら号やおくみの号が良いのではないでしょうか。大阪~米原は新快速・快速を追いかけ追い越されのダイヤの為、のらりくらり運転すると思いますので、特急のりくら号がのらりくらりしながら運転するイメージとして、ピッタリではないでしょうか。
年の瀬に読者の方へ妄想と駄洒落を交えてブログを書き込み失礼いたしました。
写真は1999年11月撮影


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