余剰の651系特急電車の付属編成を改造し、房総クレイルの運転実施を!

おはようございます。今朝の東京は昨日と同様に冬晴れの天気です。
昨日のブログで新潟の115系リバイバルカラーに塗装された臨時列車と、千葉房総の館山~勝浦間でSL館山&DL勝浦号の臨時列車が、今日も運転されております。
さてその千葉房総方面では、千葉地区の過疎地域を走る鉄道路線で、自治体側が少しでも人口減少やその地域の魅力をアピールしようと、イベントが盛んに行われております。
昨日・今日運転されているSL&DLの臨時列車も、房総のイベントの為に今回9年ぶりの運転となりましたが、昨年は佐倉~銚子間でもSL列車が運転されておりますので、いかに千葉の人口格差と利便性格差が如実に出ているかが理解できます。
日本も少子高齢化社会で、これからどの地域でも人口減少に転じますが、だからと言って鉄道移動が全て無くなる訳ではありません。ただ昭和時代の輸送力増強で移動するだけの鉄道から、乗って楽しんで移動する鉄道をJRを始め私鉄各線でも、どんどん実施して欲しいと思っております。
最近はJRも豪華寝台列車が続々登場しておりますが、夜行での移動になり料金も高くなりますので、ややリーズナブルな昼行列車で楽しめる車両が望ましいと思います。
昨年の夏に、神奈川県の小田原と静岡県の下田を結ぶ、快速伊豆クレイルがデビューいたしました。伊豆クレイル651系の特急電車を改造し、全車グリーン車扱いで車内はグループで楽しめるダイニングカーや、イベントスペース・個人での移動向けの座席を配置した車両でございます。座席向きも相模湾の海を眺められる設計となっており、週末の土日祝や、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みを中心に運転されております。
651系の付属編成7号車~11号車の4両を改造した車両でございますが、元は高崎線両毛線で運転されていた、特急スワローあかぎ号に使用されていた車両で、利用者減少に伴う編成見直しで余剰になった651系4両を、改造した車両でございます。
外観は塗装変更されておりますが、タキシードボディーの白基調を残しながら、花柄模様の車両へ塗装変更されております。
快速伊豆クレイルも利用者に好評で、予約もままならない状況の為、今後の車両増備が望まれる処でございます。この様な事から前述の房総地区にも、伊豆クレイルの様なジョイフルトレインを走らせてみてはどうかなと思います。
車両はやはり大宮総合車両センターで余剰気味の651系4両又は、勝田車両センターで同じく余剰気味の651系4両付属編成を改造し、車内では房総の海で捕れた魚介類の料理や、千葉産の果実を用いたスイーツのデザートを提供するサービスを実施すれば良いと思います。
車内は家族連れやグループが寛げる、セミコンパートメントかコンパートメントの車内とラウンジ、個人移動用の座席を配置した車両にすれば良いと思います。
外観の塗装は651系のシンボルカラーのホワイトを基調に、房総の海をイメージしたブルーと千葉房総に咲く花で県花の、イエローラインを入れ側面に「BOSO CRAILE NANOHANA」等のエンブレムロゴを入れれば良いと思います。
運転区間651系付属編成の配置に寄りますが、大宮総合車両センター改造しそのまま大宮へ配置の場合は、大宮からの運転で実施すれば良いと思います。また千葉幕張車両センター配置の場合は、千葉又は両国・東京・新宿(池袋)発着で、ツアーを募集すれば良いと思います。
2編成用意できれば、千葉駅で分割併合して外房線安房鴨川と、内房線の館山又は千倉へそれぞれ運転すれば良いと思います。
まあ東京発着の場合だと、人口多く利用者も多いので臨時列車の特急として、運行する方が望ましいですね。
千葉から発着の場合は、総武快速の千葉発着の列車と接続すれば良いと思います。但しできれば同一ホームでの接続が望ましいですね。前述の大宮から発着する場合は、武蔵野線経由で運転し武蔵野線の主要駅で客扱いして、直通運転で行ける千葉房総を売り込めば良いと思います。
今後は少子高齢化が進行し、鉄道利用者も減少して行きますので、各支社間の対立から共存して知恵を絞った経営を、目指して欲しいと思います。
写真は常磐線の撮影地、南柏北小金間を通過する、特急スーパーひたち号の上野行き。(2011年8月撮影)


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