余剰による短期間使用の廃車解体は残念に思います!

おはようござます。今朝の東京は冬晴れの天気ですが、皆さんは如何お過ごしですか。
今日も何時も通りの日課で鉄道ブログを見ていたら、何と2000年にデビューしたJR東日本E751系特急電車の中間車が、解体されている画像が掲載され、2015年11月30日に余剰廃車になって、昨年11月から解体されておりますが、やはり短期間の活躍で、有効利用されないまま解体になったのは、とても残念だと思います。
同車が青函トンネル対応を十分にして、酷寒の北海道でも運転可能な車両で運転していたならば、特急白鳥の485系をわざわざ長期で使用する必要性も無かったですし、現在運転中の奥羽本線特急つがる号にしても、6両編成で運転し一部をサロンに改造したり、半室グリーン車を全室グリーン車にして3列シートにし、普通車の客室減少に備えて6両フル編成で運転していれば、高価な交流型特急電車のE751系の中間車を、解体せずに済んだのではないかと思います。
また交流専用車で50Hz用で、東日本大震災による常磐線の被害で長期運転見合わせで、いわき~仙台の特急列車へ充当することもできなかったのも一因でしたね。
東北新幹線北海道新幹線の開通時期等は多少工事が遅れても、ある程度どの期間で開通するかは目途が立っていたと思いますので、JRグループの車両が計画的に製造されていないのが伺い知れます。
その他にも通勤用のE231系電車で6ドア車も、僅か数年で廃車解体しましたが、E235系仕様のE231系4ドアをわざわざ製造し、後にE235系に改造できる様にしたとの事ですが、これも再度E235系の付随車に改造するのも、賢明な方法とは言えないと思います。
長期計画で鉄道車両を使用する為、必要な車両を増備したり製造するのは大変だと思います。しかし余りにも計画性の無い結果、余剰車により税金の関係やメンテナンス費用の関係から、早期の廃車解体を見ると鉄道てやはり、「金を失う乗り物」と揶揄されても、仕方ないかと思います。
その一方で編成を短くして、混雑時間帯に運転している電車を見ると、鉄道会社の運用都合で我慢や束縛を押し付ける事業者も多いので、嫌な乗るなでは無いですが嫌いな満員電車の環境からは、逃げても良いと思います。
もう昭和の高度成長期の日本では無く、衰退期に入った低成長の日本で、旧態依然の価値観を乗客に押し付ける時代でもないと思います。
まあ私も長年、鉄道ファンをして20代~30代の頃は、色々な車両や様々な路線に乗り鉄いたしましたし、撮り鉄もいたしましたが、豪華寝台車が誕生している反面、新幹線の車両はJR東日本グランクラスが誕生したものの、個室車両や食堂車・ビュッフェは全廃し、只の座席での運転になってしまったのは残念です。
これから企業も前述の少子高齢化グローバル化で、新幹線での出張も減少して行くと思いますので、そろそろ新幹線もよりいっそう、快適な車両を登場させて欲しいと思います。
ブログの書き込みが脱線し、失礼いたしました。
写真は東北本線(現 青い森鉄道)の千曳~乙供間を走る、E751系特急つがる号。(2010年11月撮影)


イメージ 1