快速列車・普通列車・ワンマン列車もこなすマルチな223系550番台電車

こんにちは。1月最後の週末土曜日、如何お過ごしですか。東京は冬晴れの良い天気ですが、昨日に比べやや肌寒く感じます。

ここ数日、当ブログでワンマン列車に関する書き込みをいたしましたが、今日はJR西日本福知山電車に配置されております、223系5500番台電車に関するブログを書き込みたいと思います。

223系5500番台は、2008年に従来使用しておりました113系電車が老朽化により、置き換え用として登場した223系電車の最終グループです。

従来の223系とは異なり、山陰本線嵯峨野線)の京都~城崎間、福知山線篠山口~福知山間、舞鶴線の綾部~東舞鶴間で使用される為、地域性の運用を考慮に223系電車では初めての、ワンマン対応になりました。
またトイレも真空式で車椅子対応の広いトイレになっており、従来の223系電車とは異なる仕様になっております。

運転エリアは前述の線区で運用されており、山陰本線嵯峨野線)では221系電車と連結して、京都から福知山を結ぶ快速電車にも使用されております。京都~福知山で快速電車として運転する場合、福知山での解結作業で同駅から豊岡・城崎温泉方面の、ワンマン列車での運転効率化の為なのか、豊岡・城崎温泉寄りの1号車・2号車に連結されている場合が、多いみたいです。

まあ京都始発の快速電車が、舞鶴線へも京都から東舞鶴へ直通運転が実施されれば、後寄り5号車・6号車へ連結されて、221系電車が福知山へ直通すると思われます。

福知山電車へ配置の223系5500番台は、2両編成16両の合計32両が配置されておりますが、2両編成で柔軟な運用が可能な為、前述の快速電車で京都への直通や福知山線篠山口~福知山・舞鶴線の綾部~舞鶴への直通と他の223系に比べ、マルチな運用をこなしている感じでございます。

もう少し車両数があれば、京都~東舞鶴の快速列車・普通列車や、第3セクターの京都丹後鉄道宮福線直通の快速列車・普通列車の直通も、可能だったのではないかと思います。

現在の処は東海道新幹線の京都で接続する、特急きのさき号をサポートし、長距離移動客メインの特急列車と地元利用客メインの快速列車と分離して、混雑緩和と快適性を両立させておりますので、225系が新たに山陰本線嵯峨野線)で運転されない限りは当分の間、現状維持での運行になるかと思います。

将来的には山陰本線嵯峨野線)の京都~城崎にも、225系電車は投入されると思われますので、221系+223系・225系+223系で、京都から発車する快速列車が、見られるのではないでしょうか。また過去の鉄道ブログにも225系電車が、山陰本線嵯峨野線)の京都~嵯峨嵐山間で、225系電車が試運転していた写真や画像が掲載されておりましたので、JR西日本も今すぐではないと思いますが、山陰本線嵯峨野線)を走る225系+223系5500番台で運転される日も、そう遠い未来ではないと思います。

写真は山陰本線嵯峨野線)の山家~下山間を走る、223系5500番台の普通列車の福知山行き。(2012年3月撮影)



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