JR九州811系リニューアル車両はどんな車両になるのだろうか?

こんばんは。今夜のブログもJR九州ネタのブログになります。

昨年11月下旬に、811系電車が小倉総合車両所へ入場し、その後の話題が出て来ない為、来月のダイヤ改正を前に、811系に関するブログを書き込みたいと思います。

1989年~1993年に掛けて、112両が製造された811系電車ですが、JR九州の快速列車から普通列車まで運用されており、813系・817系との混結も、福岡大都市近郊区間内では頻繁に見られる編成です。

国鉄時代に引き継いだ421系・423系・715系の置き換え用として誕生した811系は、JR九州では初めての転換クロスシートを用いた近郊型電車です。

また従来のボックスシート車やロングスシートからの脱却を図った車両で、車内も明るい雰囲気の車両になっております。専用塗装としては、今年の12月末で廃止される「スペースワールド」向けの塗装になった編成は、その他の811系とは趣も異なった感じです。

2002年2月に鹿児島本線の教育大前~海老津間で発生した、衝突事故の影響で1編成4両が、813系の3両と共に廃車されましたが、その後は大きな事故廃車も無く、前述の運用で使用されております。

現在108両が稼働中の811系ですが、鉄道ブログで話題になった鹿児島転属の話題も、その後は聞かれなくなり特に目立った動きもございません。

ただもし鹿児島へ転属となると、811系電車の場合だと4両1編成での運転を強いられる為、鹿児島支社管内で運転する場合は、ラッシュ時の運用や支社管内の団体列車での運転、または特急きりしま号の783系・787系で運行の際に、地震・台風・強風・桜島火山灰の降灰等による自然災害や、信号機故障・線路陥没・車両故障等の不具合や、人身事故・踏切事故による損傷により運用離脱の場合の代替運転での、使用になるのではないでしょうか。

データイムの鹿児島支社管内の電化路線は、普通列車に関して言えば817での、ワンマン運転での運用となっておりますので、811系電車をロングスシートに改造してまで、前述の運転しか無ければかなり生産性が悪いと思います。

一応415系JR九州配置車は、ステンレス車の1500番台を除けば、その他は廃車される可能性が高いですが、ロングスシートでの運行前提であれば、わざわざ811系で無くても、815系・817系を充当すれば、事足りると思うのは私だけでしょうか。

今後の動きに注目したいと思います。

写真は鹿児島本線 天拝山~原田間にて。(2008年12月撮影)


イメージ 1