小田急線乗り入れで将来、小田原・藤沢までの乗り入れは実現するのか?

昨年3月26日のダイヤ改正で、小田急電鉄との乗り入れを実施した、JR東日本松戸車両センター配置のE233系2000番台ですが、小田急4000形電車の常磐緩行線乗り入れ実施と共に、間もなく1周年を迎えます。

E233系2000番台は、常磐緩行線の取手から東京メトロ千代田線を経由し、代々木上原から小田急線に乗り入れて、同線の唐木田・本厚木(平日のみ)へ直通運転しております。

試運転の時には新松田まで運転されたE233系2000番台ですが、将来的に小田原までの乗り入れや藤沢までの乗り入れは実現するのでしょうかね。

常磐緩行線の各駅から千代田線を経由し、小田急線の本厚木以西や藤沢方面への、旅客ニーズが有れば実現できそうですが、3社乗り入れの為、それぞれの合意が無ければ難しいかなと思います。

ただ小田急線も急行列車や快速急行の混雑が激しく、3社の中で資本の面では弱い小田急電鉄も延長乗り入れが実現した場合、車両の増備を必要になる為、車両に関してはJR東日本東京メトロの方で、やって欲しいと思うのでは無いでしょうか。

現実的には取手・我孫子・柏・松戸から、常磐緩行線~千代田線~小田急線直通電車の、急行小田原行きや快速急行藤沢行きを運転したとしても、通しで乗車される旅客は少ないと思われますし、それらの駅から利用の場合常磐快速線で移動して、上野・東京・新橋・品川で東海道本線の横浜・藤沢・平塚・小田原方面の電車に乗り換えた方が、快適ですからね。

また前述の駅以外の常磐緩行線しか停車しない駅からの利用者も、途中の快速列車の停車駅から乗り換えて、移動する旅客が多いと思いますので、E233系2000番台を使用した急行小田原行きや快速急行藤沢行き等が将来、運転される可能性は低いと思います。

しかし少子高齢化で鉄道移動者が今後も、減少して行く現代社会で、乗り換え無しの直通列車が運転されるのであれば、シルバー層を中心にニーズは有りそうですが、年金暮らしの高齢者で果たして、利用者が多いのか疑問も残ります。
鉄道ファンのからすれば、E2
33系2000番台は本厚木から伊勢原・秦野・新松田を通り、小田原への乗り入れ実現や江ノ島線への初乗り入れが実施されれば、希少性として人気は出そうですね。

まあその様な乗り入れが実現したとしても、期間限定のイベント列車運転時だけでしょうね。まあ有り得るとすれば、年始に実施される箱根駅伝観戦者輸送の臨時列車や、江ノ島花火大会で藤沢までの直通列車の運転等が、思い当たる処でしょうか。

上記のブログ書き込みはあくまでも私の1つの考えですので、実現しなかったとしても責任は負いかねますので、悪しからず。

写真は常磐緩行線 北小金南柏間を走行する、E233系2000番台代々木上原行き。(2011年8月撮影)


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