東武500系特急リバティは、JR東海373系特急電車の私鉄版だな!

こんばんは。東武鉄道では4月21日のダイヤ改正に向けて、新型特急電車500系リバティの甲種輸送が、製造元の兵庫神戸に有る川崎重工から、東海道本線武蔵野線高崎線を経由し熊谷貨物ターミナル迄を、JR線で輸送しその後、秩父鉄道を経由して東武鉄道に搬入されております。

東武500系リバティは、東武鉄道全線での運転を考慮して、基本3両1編成で製造されておりますが、何処となくJR東海373系の様な特急電車を、連想してしまいます。

勿論、両者製造から20年近い差がございますので、車両のアコモから電動車比率も異なりますし、外観やコンセントの有無と異なっております。しかし両車共に、自社線内の電化区間は自由自在に走れる様な設計になっている処は、両鉄道会社共に、似ている様な気がします。

東海道本線の撮影地で、EF66の100番台機関車に牽引された東武500系リバティが、JR東海373系普通列車とすれ違うシーンが、動画投稿サイトのyoutubeにアップされておりましが、もしJR東海373系が10年の2007年のダイヤ改正で廃止された、特急東海号(掲載写真参照)が今もJR東日本に乗り入れて走っていたならば、東武500系リバティの後ろ姿で甲種回送されているシーンと一緒に、特急東海号の並び写真を、シャッターに収めたかったですね。

編成が短く汎用性の高い車両は、各鉄道会社でも大きな改造や編成短縮をしなくても良いので、割と長期で使用される例が多いですね。幹線からローカル線迄の電化区間をクリアできる車両は、安定した鉄道車両として現役で活躍できる処が長所かと思います。

JR東海373系も製造から20年前後になりましたが、JR東海から廃車にする様な発表はございませんので、暫くの間は特急ふじかわ号・特急伊那路号・有料快速のホームライナー普通列車・団体列車・臨時列車で、運転されるものと思います。

まあ私個人としては、リニューアル工事を施工して、運転しても良いと思います。具体的にはデッキ付近の客室扉の設置による、車内の保温性の向上。側面方向幕のフルLED化。中間車車端部および電動先頭車の後方の、ボックス座席の廃止によるグループ個室の増設および、大型荷物置き場等の設置と言った処でしょうか。あと可能であれば全座席にコンセントの設置も有れば便利ですね。不可能な場合は前述の車端部で電話室を設け、充電器の設置ルームすれば良いと思います。

373系のリニューアルは私の希望みたいなものですので、JR東海が今後373系に対してリニューアルするのか、或いは現状維持のまま廃車迄、そのままの姿で走るのかの判断になりますので悪しからず。

撮影日2005年2月15日 東海道本線 根府川~早川間を走る特急東海号373系


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