485系R28編成が長野総合車両センターへ廃車回送される!

おはようございます。東京は快晴の青空で、暖かい朝を迎えました。

一昨日、新潟の越後石山から、長野総合車両センターへ、新潟車両センター485系3000番台R28編成が、廃車回送されました。

牽引機はEF64 1030号機が、前述の区間を回送いたしました。

一昨日たまたま、埼玉の大宮で偶然にも廃車回送シーンを、撮影できましたので本日、掲載いたします。

まあ私が予め、485系R28編成の廃車回送を知っていれば、高崎線沿線で撮影する事も可能でしたが、後から知った情報の為、大宮駅の端部から撮影になったのは、とても残念でした。

3000番台に改造された485系とは言え。国鉄485系を気軽に乗る事は、できなくなりました。残る485系ジョイフルトレインに改造された485系のみですので、イベント列車や団体列車で無い限り、485系の走行音も楽しめません。

さてR28編成は、下記の編成で運転されておりました。

クロハ481-1020
モハ484-3040
モハ485-3040
モハ484-3056
モハ485-3056
クハ481-3350

上記の編成を見ると、クハは300番台とクロハは1500番台の改造で、電動車は1000番台からの改造と、バラエティー豊かな編成です。

クロハ481-1020は、クハ481-1501で一時青森配置後、津軽海峡を渡り北海道で運用された485系です。

札幌に配置され、特急いしかり号で活躍しましたが、冬季の豪雪期に故障が多発し、781系がデビューしてからは再び青森へ戻り、東北特急で活躍しました。

その他は新製後、青森配置でモハで秋田へ一時期転属した以外は、クハ481-350は3000番台改造後、新潟へ転属されるまでは、青森配置で過ごしておりました。

新潟転属は、2005年12月に発生した、羽越本線特急いなほ脱線事故により、車両不足に陥った為、2006年3月に新潟へ転属いたさしました。

長野総合車両センターに回送された485系R28編成は、先に回送されたR26編成と共に、長野総合車両センターの廃車置き場に、留置されております。

まあ噂では、第3セクターしなの鉄道で、運転されるのではないかとの情報も入っておりますが、ステップ付き(一部の車両は埋め込み)で片側1箇所扉で、交直流電車の485系を買い取りますか疑問です。

幾ら改造された485系とは言え、寒冷地で走行し下回り中心に、老朽化も進行しておりますので、現実的では無いですね。

今週土曜日には、秋田の583系も引退しますので、引退後の去就も注目されますが、秋田で解体するのか、それとも長野で解体されるのか、大宮の鉄道博物館で保存されるかは、分かりませんが、こちらも解体される可能性は高いのではないでしょうか。

写真は大宮駅に侵入する、EF64 1030牽引の485系3000番台R28編成の、廃車回送列車。
(2017年4月4日撮影)


イメージ 1