懐かしの快速石見ライナー号を撮影した思い出

1997年3月のダイヤ改正から、2001年7月のダイヤ改正まで、JR西日本山陰本線の米子~益田を結んだ、キハ58系ディーゼルカーの快速、石見ライナーの写真を掲載いたします。

写真は曇空の中、スライドフィルムで撮影した為、アンダー気味の写真に仕上がってしまったのは、今更ながら残念に思います。

写真の仕事に携わっていたとは言え、明るいF2.8値のレンズの購入は、コスト面で叶う事ができずF4~F5.6値のズームレンズで撮影しておりました。

当然、暗いレンズの為、曇り空や雨模様の天気の時に、スライドフィルムで撮影すると、露出アンダーの写真ばかりが多く、増感現像やISO400のフィルムで対応いたしました。

今更ながらフィルム一眼レフカメラを購入したのが今から20年前で、それまではコンパクトカメラでの撮影ばかりでしたので、走行シーンに欠かせない鉄道写真を撮影するには、一眼レフカメラは欠かせませんでした。

スライドフィルムもプロカメラマンの写真屋に就職し、その時に従来の値ネガフィルムからポジフィルムで撮影したいと思い、素人ながら生意気にもポジフィルムで撮影いたしました。

まあプロカメラマンのレクチャーを受けずに撮影した為、最初の内は数多く失敗ばかりの日々でしたし、一眼レフのフィルムカメラとは言え、カメラスペックも低い性能でしたので、撮り鉄の時は常に勘に頼っての撮影でした。
ただ失敗しがらも、数多くの鉄道写真を撮影して来ましたので、ブログではアウトプットで公開する事にしました。

現在はスライドフィルムも一眼レフデジタルカメラの性能が良くなりましたので、絶滅フィルムになっておりますが、一部のフィルムは大手の量販店で発売しておりますので、もしフィルムカメラを未だ持っているならば、未経験者も一度はチャレンジしてみるのも良いと思います。ただフィルムの価格、現像代も高く、日数も掛かるフィルムですので、現在の様な忙しい社会では、不向きのフィルムになってしまったのは、とても残念です。

私も将来的にはデジタル一眼レフの購入を検討しておりますが、価格が高い為、現在は老朽化したコンパクトデジタルカメラで走行シーンを撮影したいと思います。

まあコンパクトデジタルで、走行シーンを撮影しても、フィルムカメラの様に現像しないと見られないと言う、ハンディは無いのでその場で見て、失敗写真ならば直ぐに削除できますからね。

写真は山陰本線 荘原~宍道間を走る、キハ58系快速石見ライナー号。(撮影日2001年7月1日)



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