もしも山陰本線の城崎温泉と伯耆大山間で電化したならば

こんばんは。今日も日中は夏日の陽気でしたが、夕方にになり日が沈むと急に、強風と共に肌寒さを感じました。

また今日は東武日光線で、撮り鉄した帰宅時の電車内でネットニュースを見ていたら、タレントの坂口杏里容疑者が、脅迫の疑いで逮捕のニュースや、仲村みうさんのAV出演決断のニュース、更に志村けんさんの騒動等、エンタメニュースも今日1日、話題に尽きる事の無い日でした。

前置きが長くなりまして、失礼いたしました。さて以前当ブログで、山陰本線城崎温泉伯耆大山間が、もしも電化した場合のブログを、妄想交えて書き込みいたしましたが、今日は仮に前述の区間で電化された場合のメリット・デメリットに関して、書き込みたいと思います。

山陰本線は京都~幡生(山口県下関市)間の全長673.8kmと、長門市~仙崎間の2.2kmの日本海側を通る、JR西日本の路線ですが、電化区間は京都~城崎温泉の158.0kmと、伯耆大山~西出雲の71.2km以外は非電化区間でございます。

その内の城崎温泉伯耆大山間が電化された場合、鳥取県としては電化される事に寄って、ディーゼルカーでの運用に比べ本数が増える事や、寝台特急サンライズ出雲号が京都から直接、山陰本線経由で運転される為、2006年3月のダイヤ改正で廃止された、客車寝台特急出雲号以来の東京直通が、復活する可能性も有るので鳥取県としては、メリットが大きくなる可能性が高いです。また京都・大阪方面からの特急電車が、同じく山陰本線福知山線経由で、鳥取方面へ特急電車が乗り入れて来る為、こちらもメリットが大きいかなと思います。

電化された場合、既存の福知山電車区配置の223系5500番台16編成32両も、城崎温泉から香住・浜坂および鳥取方面へ直通運転されると思いますが、車両不足に陥る為に広島地区で活躍中の227系の、ワンマン運転・耐寒耐雪仕様として、増備されるのではないかと思います。

一方デメリットに関してですが、寝台特急サンライズ出雲号が、京都から山陰本線経由で運転される場合、従来経由していた倉敷・備中高梁・新見を通らなくなる為、東京・横浜方面から直通で移動できるメリットが無くなる事や、新見で下車し芸備線姫新線で乗り換えて移動する乗客は、後続の普通列車や特急やくも号で移動せねばならず、特急料金等が割高になる事、また繁忙期に東京~岡山で寝台特急サンライズ瀬戸・出雲の連結が無くなる為、指定券が取り辛くなる事等が、デメリットになると思います。まあ倉敷位までの移動ならば、山陽本線普通列車伯備線備中高梁・新見方面に比べ、多く走っておりますからそれ程、支障にはなりませんので影響は低いと思います。

一方、ディーゼルカーの特急での運転は、引き続き智頭急行経由の特急、スーパーはくと号は引き続き継続して運転されると思います。兵庫県の三宮・神戸・明石・姫路方面から、山陰の鳥取・倉敷方面への移動する乗客もおりますからね。

山陰本線城崎温泉伯耆大山の電化が、もしも仮に実現したならば、播但線の寺前~和田山間の電化も何とか実現して欲しい面もございますね。電化工事で困難な箇所が有り、断念した様ですが中途半端な非電化区間は、逆に効率悪いと思いますし、ダイヤ設定上のボトルネックになりますからね。

以上が妄想を交えて、ブログで書き込みいたしましたが、現実的には今日取り上げた、中途半端な非電化区間は、過疎化や少子高齢化、マイカー移動者の増加で鉄道利用者の増加も、見込みにくい区間ですのでJR西日本が自前で、電化する可能性はかなり低いです。

もし電化して電車で運転して欲しいならば、兵庫県鳥取県の各自治体を含めて、お布施して下さいと要求するでしょう。しかし各自治体も前述の少子高齢化や過疎化で、税収も年々減少しておりますので、財政難であれば現状のまま推移してしまいますし、より地方の衰退に拍車を掛けそうな感じになりそうです。

ただ税収が改善され電化へ投資した場合、各自治体のJR西日本へは、口を出しても良いのではないでしょうか。例えば老朽化した車両を早急に交換して新型車両や、それに準ずる車両の投入位は口を挟んでも良いと思います。

今後の流れを見守ると共に、山陰本線の今後の動きに注目したいと思います。

写真は山陰本線 立木~山家間を走る223系5500番台の普通列車。(撮影日2014年3月)


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