土休日だけでも良いので湘南新宿ラインの延長運転を!

東京の副都心(池袋・新宿・渋谷)を通る、湘南新宿ラインは現在、南は東海道本線の小田原と横須賀線の逗子を結び、北は宇都宮線の宇都宮と高崎線両毛線の前橋を結んでおります。

使用されている車両はE231系1000番台と、E233系3000番台の何れも2両のグリーン車付で、運転されております。運転種別は特別快速・快速・普通の3種類で運転され、関東の主要都市を南北に結んでおります。

さて湘南新宿ラインは前述の区間までの運転形態ですが、週末の土日や祝日、これから始まるゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始だけでも良いので、延長運転して欲しいと思います。

東海道本線は熱海および沼津までと伊東線の伊東、横須賀線久里浜への延長運転を実施し、北は宇都宮線は黒磯までと、ここ数日ブログに書き込みしております、日光線の日光までの運転を実施して欲しいと思います。なお高崎線はできれば上越線の水上まで延長運転して欲しい処ですが、やや地域的に前述の路線よりも乗客数が少なくなる為、実現は難しいかなと思います。

それらの区間を延長運転すれば、何もわざわざ臨時列車を設定しなくても良いと思いますし、運用効率も良くなると思います。(団体列車や特別な臨時列車運転の場合は除く。)

ただ湘南新宿ラインも、池袋~大崎は埼京線とのダイヤの兼ね合いも有りますし、大崎~大船は横須賀線との兼ね合いもございますので、ダイヤ設定で難しい面も理解できます。またE231系1000番台E233系3000番台の車両数も足りなくなり、更に増備しなければ運用を組めない面も有ると思います。

しかし東京の副都心で、人・物・欲望では無く金が集まる、池袋・新宿・渋谷を経由し、更に武蔵小杉・横浜や大宮・浦和と乗降の多い駅にも停車いたしますので、延長運転した場合でも採算は十分に取れると思います。新宿から南の東海道本線で熱海・伊東へ延長運転の場合、特急スーパービュー踊り子号や臨時特急踊り子号と競合になりますが、それらの特急が発着しない駅からの利用者にとってはわざわざ乗り換えるよりも、直通列車で移動できる方を選ぶと思います。

また4号車・5号車へ連結されている2両のグリーン車へ乗り込めば、快適に移動できますしリクライニングシートも倒せますので、特急の指定席並みの設備で静かに(たまに五月蠅い利用客もおりますが)移動する事もできます。更にグリーンアテンダントが、車内改札の他に車内販売も取り扱いますので、駅売店やコンビニ、スーパーに比べればやや割高ですが、ソフトドリンクやアルコール、おつまみの販売も実施されますので、買い忘れた時も車内で購入する事ができるのも、大きなメリットだと思います。

JRもわざわざ採算が取れるか分からない、臨時列車を運転させるならば、普段の定期列車を土休日や連休の時に延長運転が可能な様に、ダイヤを設定した方が乗客も多く利用すると思いますし、ダイヤのパターンも普段の週末と同様に対応できると思います。

臨時列車の運転は、団体客を兼ねた個人客にも開放してでも利用して欲しい列車や、旅を楽しむ為の設備を備えた列車や、定期特急列車の補完的役割をする臨時特急列車に、留めれば良いのではないでしょうか。

今後、少子高齢化社会で益々、高齢者も増加いたしますが、鉄道も多くの乗換を強いるのでは無く、車両は簡素でも乗り換え無しで快適に移動できるダイヤを、作成して欲しいと思います。

まあそれでも現状、E231系1000番台E233系3000番台も、ほぼフルな運用でございますので、当面は乗換を強いられるダイヤに、せめて同一ホームの乗換だけでも多く、取り入れて欲しいと思います。

写真は東十条~王子間を通過する、湘南新宿ラインE231系1000番台の快速列車。(撮影日2017年4月27日)


イメージ 1