磐越東線を旧型客車で運転した快速あぶくま新緑号

こんばんは。週末金曜日、如何お過ごしですか。

明日からのゴールデンウィークを、楽しみにされている方も多いと思いますが、今夜はゴールデンウィークに運転されれば楽しくなる、旧型客車で運転された、磐越東線の快速あぶくま新緑号の写真をお届けいたします。

磐越東線で過去に、旧型客車で運転された時に牽引された機関車は、DD51やDE10が磐越西線の旧型客車運転と同様に、4両の客車を牽引いたしましたが、JR東日本の高崎支社で保管されている旧型客車は、運転日が決まると指定席発売初日に、満席になる事が多く私自身、何回も空振り三振を味わいました。

最近では国鉄時代には見られなかった、EF65P型500番台が旧型客車を牽引するシーンを見ると、無性に乗りたくなります。何故ならば前例の無い組み合わせでしたし、EF65P型500番台に蒸気暖房や電気暖房も搭載されておらず、旧型客車牽引を想定しない構造でしたので、夢でしか牽引した姿を見た事が無かった私には、とても新鮮に見えてしまいます。

次回、久しぶりに運転する機会が有れば、乗ってみたいと思います。

記事の書き込みが脱線しまして、失礼いたしました。さて磐越東線は普段、キハ110のディーゼルカーのみ運転され、以前運転されていた快速あぶくま号のキハ110系も、廃止されてしまい郡山~いわきを結ぶ、寂しいローカル線になってしまいました。

しかし春には三春の桜や、夏井川渓谷、阿武隈鍾乳洞のアクセス路線として、秘かな魅力を持っていると思います。

写真の旧型客車で運転された、快速あぶくま新緑号も磐越東線の活性化を兼ねて、運転された臨時列車でございますので、旧型客車の窓を思いっきり全開し、新緑を眺めながら爽やかな風に当って、移動した時は心地よかったです。また旧型客車の古さも手伝い、懐かしい気持ちにもさせてくれます。

今から12年前の思い出も、昨日の出来事の様に感じながら、磐越東線には新たにハイブリット型の、リゾートトレインを運転しても良いのではないかと思います。

東日本大震災から6年が経ち、磐越東線沿線も地震の影響で沿線人口も、減少に転じておりますが、福島県中通りの郡山と、同浜通りのいわきを結ぶ重要な路線として、今後も地域輸送を始め、高速バス移動でカバーできない地域のアクセスとして、活躍して欲しいと思います。

写真はDE10が旧型客車を牽引し、カーブを通過する快速あぶくま新緑号の郡山行き。(撮影日2005年4月24日)
磐越東線 三春~要田間にて。


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