JR西日本の新快速・快速にグリーン車連結検討!?

今日ネットで鉄道ブログを閲覧していたら、京阪でプレミアムカー導入に伴い、阪急・阪神も同様の車両の導入検討と、JR西日本グリーン車の導入を検討しているとの報道に、時代も変わったなあと思いました。

阪急・阪神も京阪のプレミアムカーの様な車両を導入し、少子高齢化に伴う利用者減に対応すべく、増収も視野に入れ今回の投入に至ったと思います。

今回は京都~大阪を結ぶ京阪のプレミアムカー導入を様子見て、阪急・阪神プレミアムカーの導入を実現化すると思います。まあ車内は近鉄で導入しているL/Cカーを導入して、料金徴収となるのではないでしょうか。まあその近鉄も特急のフォローとしてL/Cカーを座席着席整理券として、急行列車へ設定しそうな予感もございますが。

さてJR西日本の新快速・快速にグリーン車を導入する事を検討しているのは、もう20年以上から検討されている事案でございます。一時期は関西地区の快速列車に、グリーン車1両が113系電車に連結されておりました。しかし度重なる国鉄運賃・料金の値上げで減少し、1980年10月の減量ダイヤ改正で廃止されました。

その後、JR西日本が発足し新快速の運転区間の拡大と編成両数の増結、増発等の努力により利用者が増加し、並走する私鉄路線からの乗客を奪って行きました。

現在も終日、新快速列車を中心に混雑しており、真面に席に座って移動するのは、例え途中の大阪駅等でも至難の業となっております。

グリーン車連結は東海道新幹線山陽新幹線の停車しない利用者の多い駅から、都市間移動を快適に過ごして頂きたいと言う乗客の要望も有り、過去に検討されたものと思われます。

しかし関西空港を結ぶ、快速関空ウィングの指定席も利用者が少なく、廃止されたりしておりますので、JR西日本国鉄時代のグリーン車利用減での廃止を回避しなければならない為、導入に関しては慎重にならざる負えないと思います。ただ混雑した車内で長い距離を我慢して移動するのも、体に良くないですし観光地の京都や神戸等を通りますので、快適に関西旅行を楽しみたい旅客には、グリーン車連結は歓迎されるのではないでしょうか。

ただ関西人の新快速・快速利用者は、今のままでも十分だと思う旅客も多いですが、それならばJR北海道快速エアポート号と廃止されたJR東海の快速セントラルライナーの折衷版の車両を、導入してみては如何でしょうか。

指定席でも無くグリーン車でも無く、既存の設備で乗車整理券を均一料金で発売し、座って移動したい旅客に¥200円~¥300円で発売すれば良いのではないでしょうか。

連結するとすれば、運転台とトイレの設置されている1号車を、コンフォートシートとして営業すれば良いと思います。

今後のJR西日本の動きを見守りたいと思います。

写真はJR東日本の首都圏で導入されているグリーン車付の、上野東京ラインを走るE231系グリーン車は4号車・5号車に連結されている。東十条~王子間にて。(撮影日2017年5月6日)


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