旧型客車風の新型客車も今後は青塗装が有っても良い

こんにちは。今日で5月も終わりですね。明日からは6月で衣替えのシーズンに入りますので、制服が不可欠な学校や職場では一斉に衣替えになりそうです。

さて昨日の鉄道ブログでも書き込みいたしましたが、新潟に有る車両メーカーの新潟トランシスから陸送で、旧型客車風の新型客車が2両輸送され、藤寄駅で台車に載せる作業まで完了いたしました。残り3両の到着を待って、甲種回送される予定ですが、詳細がネット上でもアップされておりますので、撮影地で甲種輸送を撮影されたい方々は、それぞれのサイトでお調べ願います。

さて現在JRで走っている旧型客車は茶色(ブドウ色)の客車が多いですが、旧型客車風の新型客車のオハ35系4000番台も茶色の塗装で落成しております。

今後はJRの各社で走らせている、SL列車に付随する国鉄型客車が老朽化や、メンテナンス部品の枯渇で廃車も予想されますが、今後は21世紀版の旧型客車風の新型客車の製造も、SLやまぐち号の利用状況によっては他社も追随すると思います。

そこで他社で増備予定の旧型客車風の新型客車を、従来のブドウ色に拘らずに1964年から登場した青塗装の車両も製造されれば良いのではないでしょうか。

JR西日本でオハ35系で茶色塗装ならば、例えばJR九州でスハ43系4000番台の旧型客車風の新型客車で製造して、SL列車や九州島内のイベント列車で走らせれば、ななつ星と共に目玉車両になるのは間違い無いと思います。

またJR東日本はオハ10系客車をアレンジした、旧型客車風の新型客車で製造してみても良いと思います。一応イベント列車ですが、SL牽引やリバイバル列車として運転する事を考慮して、今後は急行種別で運転しても良いと思います。

快速種別で料金が指定席料金や、普通列車グリーン車料金では乗客は多くなるもの、転売も横行し指定券が取れない状況に陥る場合もございます。そこで急行料金制度を活用し、或る程度乗車する旅客を選別しても良いのではないでしょうか。逆に特急料金徴収はやや高過ぎかなと思いますので、急行料金が妥当な処かと思います。

まあ豪華寝台列車の四季島・トワイライト瑞風・ななつ星は特急種別の団体列車でございますので、旧型客車風の新型客車は長距離の場合、急行料金を徴収しても文句は出て来ないと思います。

この様な車両で有る程度、料金設定して優良旅客へ乗車して貰う事も今後のJRには必要かと思います。また儒来の普通車だけのレトロトレインに拘らずに、グリーン車や個室・食堂車の連結も有ればよりいっそう、鉄道旅行の旅を楽しみたいと思えるようになるでしょう。

ただ旧型客車風の新型客車も、21世紀の鉄道車両でございますので、従来のステップ付の客車ではバリアフリー法に抵触する恐れもございますので、ステップレスドアで引き戸式の自動ドアと、洗面所や自動水栓式にしトイレは真空式の洋式トイレにして、水回りの清潔さを保つ事は必要だと思います。

またグリーン車やグリーン個室の場合、コンセントも必要不可欠だと思いますので、座席に取り付けて欲しいと思います。

往年の一部鉄道ファンの中には今回のSLやまぐち号の旧型客車風の新型客車のオハ35系に、駄目だしをしている書き込みが見受けられますが、現代版の鉄道運行で往年の旧型客車でそっくりそのまま営業運転させる方が、無理が有ると思いますので、妥協案として今回の客車製造は賞賛されても良いのではないでしょうか。

あとは牽引機関車で一部JR型の電気機関車ディーゼル機関車の牽引も、国鉄型の機関車が老朽化で運転できる機関車も少なくなって来ておりますので、その辺りもやむ負えないかと思います。国鉄型旧型電気機関車は老朽化で現在は稼働できなくなりましたが、他の国鉄型機関車で牽引しても良いのではないでしょうか。

新潟から山口下関へ間もなく甲種回送される、旧型客車風の新型客車の牽引機関車に、ヘッドマークが付くと面白そうですね。残り3両が公開される日を楽しみにしております。

写真は磐越東線を走る、DE10ディーゼル機関車牽引の旧型客車。

撮影日2005年4月24日



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