昨日新潟から大阪吹田まで牽引した、EF510の旧寝台特急北斗星のカラーから、今日は国鉄電気機関車のEF66 33号機牽引の為、EF66 27号機に次ぐ原色のEF66が牽引する、オハ35系4000番台を撮影できた方は、幸運度が増したのではないでしょうか。
牽引機はEF65PF1000番台ですが、JR東日本に配置されたスーパーエクスプレスレインボーカラーの、EF65PFとの牽引もマッチする塗装だと思います。
1994年にリニューアル工事された際に展望車設置改造も施され、従来の旅路とは趣も異なる客車になりました。その後、臨時列車として大阪~下関を結んだ快速「ハリウッドエクスプレス」にも充当され、旅路車内で一夜を明かせるリーズナブルな快速列車として、ファンの人気も大きかったです。
しかし車両の老朽化により2007年9月30日のさようなら運転を以て引退し、その後は廃車解体されました。写真は引退前の2005年2月に撮影した、旅路号でございます。
私は残念ながら、旅路号に乗車する事はできませんでした。関東在住で旅路が運転された期間は、仕事も多忙で現在の様にフリーな派遣社員では無く正社員時代で過ごしておりましたので、旅路へ乗車するチャンスはございませんでした。
ただ幸いな事に走行シーンを撮影できた事は良かったと思います。EF65PFも下関配置の機関車が、旅路の牽引に充当されましたので、この様な写真の走行シーンはネット上でも多く見受けられます。
ただその頃になると、国鉄型機関車のカマが老朽化によって運用離脱や引退・廃車になって行くと思われますので、今からJR型機関車での牽引で、運転する事も不可欠なのではないかと思います。
ただ機関車に関しては蒸気機関車以外の、電気機関車やディーゼル機関車は今後、JR貨物と上手く運用可能な様に交渉して、牽引してもらう方が良いかも知れません。その場合の人件費高騰等が発生する場合は、現在の座席指定のみで利用できる快速列車を止めて、急行列車として運転する方が増収になると思います。ただ特急で運転する場合は車内のアコモの面で、問題も発生いたしますので妥協案として急行料金徴収で、良いのではないでしょうか。
国鉄~JRに掛けて従来の急行列車は特急格上げや快速格下げで対応いたしましたが、今回新製されたオハ35系4000番台は、SLやまぐち号で運転される場合は、従来通りの快速列車で運転した方が良いと思いますが、長距離臨時列車として運転するならば、急行列車として運転しても良いのではないでしょうか。
その分、若干のスピードアップと停車駅の削減をして、混雑緩和と指定券類の転売防止にして、本当に乗車したい優良な旅客へ乗車して頂けると思います。新製客車で快速から急行列車へ格上げされたとしてもその分、付帯的なサービスの向上や魅力が有れば、問題は無いと思います。
新幹線ではスピード面で叶いませんが、のんびり鉄道旅をしたい層に、受け入れられると思います。
写真はEF65PF1000番台牽引の12系ジョイフルトレイン旅路号。(撮影日2005年2月19日)