JR貨物EF210-310は間もなく竣工か?

鉄道ブログを閲覧しておりましたらJR貨物の機関車で、EF210-310号機が製造元の川崎重工業で製造中ですが、間もなく完成間近の写真がSNSにアップされました。

EF210機関車の300番台は、貨物列車の牽引以外に、山陽本線の瀬野~八本松間(通称セノハチ 以下同じ)の貨物列車の補機としても、対応可能な機関車となっており、2013年から製造されてEF67の0番台を置き換えております。

EF67も100番台を中心に稼働されておりますが、EF60・EF65からの改造機で老朽化も激しい為、今後セノハチの補機が全てEF210の300番台に置き換えられる日もそう遠く無いと思います。

昨年はEF67-105号機が最後の全般検査を受けましたが、EF210の300番台の増備によっては次の検査切れを待たずに廃車になる可能性もございます。

まあJR貨物としてはわざわざ、補機のみの機関車を開発して新製するよりも、本線の牽引機としてコキ・タキも牽引可能な貨物列車にも対応できる様にすれば、無駄なコストも省けますからね。

今後更に300番台で増備されると思われますので、EF66の0番台やEF200も置き換えられる日が近いのではないでしょうか。

その際に現在、関西地区から山陽・四国方面で限定運用中のEF210の300番台も、関東や東海地区へ進出する可能性も高いですね。

EF210も豪華寝台特急カシオペア牽引も似合いそうな感じですが、カシオペアの運転が東北地区のみでの運転の為、EF210が牽引する姿を見られないのは残念です。まあJR東日本のE26系カシオペアと、JR貨物EF210が牽引するのは会社間も異なりますし、運用の関係もございますので実現性は薄いですが。

さて貨物列車の本線牽引からセノハチ補機まで、マルチな運用をこなすEF210の300番台ですが、配置区が吹田機関区ですので今後、機関車の運用に寄っては他のEF210との配置区差し替えも、発生するのではないかと思います。

EF210の300番台増備によりEF67の運用離脱も発生すると思われますが、EF67セノハチ補機の撮影記録を残したいので有れば、早めに撮影地に足を運び記録されます事をお薦めいたします。

写真は山陽本線 塩屋~須磨間を雪を載せ通過する、EF210のコキ牽引の貨物列車。

撮影日2008年2月撮影


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