EF210機関車の300番台は、貨物列車の牽引以外に、山陽本線の瀬野~八本松間(通称セノハチ 以下同じ)の貨物列車の補機としても、対応可能な機関車となっており、2013年から製造されてEF67の0番台を置き換えております。
まあJR貨物としてはわざわざ、補機のみの機関車を開発して新製するよりも、本線の牽引機としてコキ・タキも牽引可能な貨物列車にも対応できる様にすれば、無駄なコストも省けますからね。
その際に現在、関西地区から山陽・四国方面で限定運用中のEF210の300番台も、関東や東海地区へ進出する可能性も高いですね。
EF210も豪華寝台特急のカシオペア牽引も似合いそうな感じですが、カシオペアの運転が東北地区のみでの運転の為、EF210が牽引する姿を見られないのは残念です。まあJR東日本のE26系カシオペアと、JR貨物のEF210が牽引するのは会社間も異なりますし、運用の関係もございますので実現性は薄いですが。
さて貨物列車の本線牽引からセノハチ補機まで、マルチな運用をこなすEF210の300番台ですが、配置区が吹田機関区ですので今後、機関車の運用に寄っては他のEF210との配置区差し替えも、発生するのではないかと思います。
撮影日2008年2月撮影