こんばんは。日曜日の夜、如何お過ごしですか。
こちらの撮影地、実は私が子供の頃、東京から荒川を渡り、週末日曜日に当時走っていた、東北・上越・北陸方面の特急列車・急行列車を見に、足を運んだ場所でございます。
初めてこの区間で見たのは、小学5年生の時でしたので1979年だったと思います。まだ東北新幹線・上越新幹線も開業しておらず、前述の在来線特急が東京上野を起終点に、東北本線・高崎線・上越線・信越本線方面へ、引切り無しに走っておりました。
日曜日の午後に見に行っておりましたので、ほとんどが電車特急・急行ばかりでディーゼル急行や客車急行に関しては、残念ながら見る事はできませんでした。ただ客車列車ではEF58が旧型客車を牽引し、尾久客車区(現 尾久車両センター)へ回送運転されているシーンは、何度か見た覚えがございます。
さてその当時の普通列車は、115系電車が東北本線(現 宇都宮線)・高崎線で運転され、間合い使用で急行型電車の165系と455系が使用されておりました。何れも夕方に上野から発車する普通列車?だったと思います。
115系の普通列車もこの当時から、15両編成の電車は運転されておりましたが、本数もそう多く無く大抵は11両編成や場合に寄っては7両編成の列車も、有ったと思います。(この辺りは当時の記憶ですので、悪しからず。)
まあ115系普通列車で上野から、東北本線や高崎線を長距離で移動する場合は、現在の様に快適とは言えませんでしたね。何せ当時はグリーン車も営業しておりませんでしたからね。現在のE231系1000番台やE233系3000番台の電車が、4号車・5号車へ2階建てグリーン車が連結されるなんて、一般利用者や鉄道ファンでさえも、予想できなかったと思います。
ただ結果的に、宇都宮線・高崎線に全列車、グリーン車2両連結し営業運転を実施したのは、正解だと思います。宇都宮線の宇都宮・黒磯方面の長距離や、高崎線の高崎・前橋方面の長距離を中心に、上野東京ライン・湘南新宿ラインに直通する列車は、データイムでも8割近く乗車しておりますからね。
現在、蕨~西川口間で15両の長大編成が見られるのは、E231系1000番台・E233系3000番台でグリーン車2両を連結した、上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通列車・快速列車が、圧巻の輸送力を誇っております。
撮影日2017年7月2日