置き換えと廃車が始まりそうなレールスター700系新幹線

JR西日本の博多総合車両所へ112両が配置されている、レールスター700系新幹線E編成も、17年目を迎えております。

デビューから現在まで、山陽新幹線のみ営業運転して来ましたので、JR東海の700系C編成や、JR西日本B編成の新幹線等とは異なり走行距離も短い事や、8両編成で身軽な車両の為、当分は継続使用されると思います。

しかし新製から15年以上を過ぎ、九州新幹線も全通した現在、車両の効率化や共通化を考慮すれば、初期車から順次置き換えも、開始されるのでは無いかと思います。

何せ700系E編成は、JR九州九州新幹線への乗り入れは不可の為、山陽新幹線内で地震・台風・大雨・強風等の自然災害や人身事故、線路内トラブルが発生した場合、車両も異なり乗り入れ不可の車両で有れば、ダイヤの乱れも長引きますので、JR西日本としては700系E編成も、九州新幹線乗り入れ可能な様にしたいのではないでしょうか。

N700系S編成8両編成で統一すれば、さくら・みずほとの共通運用も可能になりますし、こだまも利用者が僅少ながらグリーン車も乗車可能になりますからね。

JR東海から700系C編成が全廃された時に、JR西日本のB編成・E編成の700系も何らかの、影響が出て来ると思います。

今後、日本も少子高齢化やAI化で新幹線利用者も、減少して行くと思いますので、今後は車両の統一化や効率化は、避けられないのではないでしょうか。

写真は山陽新幹線 新倉敷~岡山間を走る、ひかりレールスター700系新幹線。

撮影日2008年11月22日

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