ダイヤ改正で黒磯駅から交流電車が消える!

おはようございます。昨日は七夕の満月でしたが、短冊に書いた願いは叶いましたでしょうか。

さてJR東日本では今年の10月14日のダイヤ改正が実施されますが、今回は東北本線常磐線中心のダイヤ改正になります。

その中で、黒磯駅の電力設備改良工事が完成するのに伴い、黒磯駅構内は全て直流化される事になります。その為、現在郡山・福島・仙台方面から黒磯へ運転されている、交流電車は廃止され新白河での乗換となります。

東北本線は東京~黒磯が直流区間で、黒磯~盛岡までが交流区間となっておりますが、電力設備改良工事が完成いたしますと、黒磯~高久の間にデットセクションが設けられ、交流電車が黒磯駅に入線する事は不可能になります。

ダイヤ改正以降は黒磯~新白河間は、E531系交直流電車の5両編成と、キハ110系ディーゼルカーの1両~3両編成で運転される予定です。

JR東日本からの主なダイヤ改正の概要は、ざっと前述で書き込みした通りですが、現在E531系は水戸支社勝田車両センター配置で、キハ110は仙台支社郡山総合車両センター配置の車両を、使用する予定だと思います。ただ黒磯~新白河間の22.1kmの距離だけの為に、これらの車両を運転するのは効率が悪い感じですね。

それならばE531系は水戸線から車両を、送り込みして来ると思いますので、勝田~新白河間又は郡山間での運転にするか、小山~小金井間は回送し、小金井で上野東京ライン湘南新宿ラインと接続して、新白河行きで運転しても良いのではないかと思います。また郡山総合車両センターのキハ110系も郡山~新白河を回送して新白河~黒磯間を営業運転するならば、郡山から営業運転すれば良いのではないかと思います。

その区間だけの為に無駄に長い距離を回送しても、経費ばかり掛かってメリット無いですからね。

E531系も耐寒耐雪が施された、3000番台5両編成が運用に就くと思いますが、黒磯~新白河のみの運転だけ使用するならば、郡山総合車両センター配置にして、郡山~黒磯で営業運転した方が良いのではないでしょうか。まあそれに対応する為には白河~郡山間の、ホーム嵩上げ工事をしなければなりませんが。

JR東日本の秋のダイヤ改正に関する内容は今後、他の方々からの鉄道ブログで、運転ダイヤの概要や予想も立てられると思いますので、内容をチェックしながらJR東日本からの詳細を待ちたいと思います。

写真は高久~黒磯間を走る、701系交流電車の黒磯行き。今年10月14日のダイヤ改正以降は、黒磯駅から交流電車発着は見られなくなる。

撮影日2001年4月28日


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