ダイヤ改正で更に減少する上野発着の常磐線特急列車

こんばんは。今日最初のブログで東北本線黒磯駅からの、交流電車廃止に関する鉄道ブログを書き込みましたが、常磐線を走る特急列車も品川発着が増える反面、上野発着は減少いたします。

今年10月14日に行われる、JR東日本ダイヤ改正は小規模ながらも、運行体制が変更されるダイヤ改正でございますので、利用者の方々にとっては影響も大きいかと思います。

常磐線には現在、特急ひたち号・特急ときわ号は何れも、E657系で運転されております。東京の発着は品川と上野から、水戸・勝田・高萩・いわきを結んでおりますが、品川駅の配線改良工事も終盤を迎え、東海道新幹線からの乗換客や東海道本線横須賀線方面からの乗客を、混雑が東京や上野よりも激しく無い、品川駅からの発着を増やす事により、利便性の向上や効率化を計るのが目的で、品川発着を増発するのではないかと思います。

今秋のダイヤ改正では、常磐線の一部の特急も利用者減少で廃止されますが、品川からの発着が多くなれば、また次回のダイヤ改正で増発されるのではないかと思います。

しかし長年、常磐線の特急列車が発着していた上野駅は僅かな本数となり、定期列車では特急草津号以外では、臨時寝台特急四季島号や、同じく臨時寝台特急カシオペア紀行号のみとなり、優等列車の発着の減少に拍車を掛けている感じです。

その他に常磐線では常磐線の青電(E531系で運転されている電車で、4号車・5号車にグリーン車が連結されております。)がラッシュ時間帯に、上野発着から品川発着に変更されます。

ただ何れも東海道本線の川崎・横浜方面への直通は無い為、やや物足りないダイヤ改正で有るのも否定できません。東海道本線も混雑が激しいので、常磐線の青電だけでも僅かながら直通して欲しかったのですが、その希望は叶いませんでした。

将来的には常磐線の特急も全て、品川発着になるのではないかと思いますが、その様な事になれば上野駅も地上駅の一部が廃止されそうですね。現に1999年9月に18番線ホームも廃止されましたからね。

今後、JR東日本から10月14日のダイヤ改正に関する内容が、鉄道雑誌や駅の広告で案内されると思いますので、常磐線利用者の方々は目を通した方が良いと思います。

写真は常磐線の羽鳥~岩間間を走る、特急スーパーひたち号の上野行き。特急ひたち号・特急ときわ号へ改名される前は、E657系も特急スーパーひたち号・特急フレッシュひたち号へ使用されていた。

2014年2月撮影

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